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2022-09-21 更新

アイ・アム まきもとiammakimoto
©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会

イントロダクション

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給、映画『アイ・アム まきもと』が2022年9月30日(金)に全国公開となる。

 小さな市役所の「おみおくり係」に務める<ちょっと迷惑な男>牧本 壮。空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かない。そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、様々な人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。そしてそんな人々とふれ合う中で、牧本自身の無味な人生も彩られていく。

 牧本の“迷惑”がいつしか“無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていくヒューマンストーリー『アイ・アム まきもと』。監督は『舞妓Haaaan!!!』(07)、『謝罪の王様』(13)、『あやしい彼女』(16)などの映画や、TVドラマ「ゆとりですがなにか」「獣になれない私たち」等の話題作を手掛けてきた水田伸生。そして主人公・牧本 壮(まきもとそう)を、水田監督が手掛けてきた『舞妓Haaaan!!!』(07)、『なくもんか』(09)、『謝罪の王様』(13)に続き、阿部サダヲが演じる。

 阿部演じる牧本の迷惑に翻弄されるのは、疎遠になった父の死を知らされ、執拗に牧本から葬儀への参列を迫られる津森塔子役満島ひかり、牧本の向かいの家に住み牧本に負けないほどのちょっと迷惑な男・蕪木役宇崎竜童、全く空気の読めない牧本に本作内で最も迷惑を被っている刑事・神代役松下洸平、牧本の迷惑に振り回されながらもその行動に理解を示す葬儀屋・下林役でんでん、蕪木の強烈な迷惑エピソードを持つ、食品工場で働いていた蕪木の元同僚・平光役松尾スズキ、牧本を取り締まるために県庁から派遣され、度重なる迷惑行為に目を光らせる新任の市民福祉局局長・小野口役坪倉由幸(我が家)、蕪木の迷惑に翻弄されながらもその武骨さに惹かれていた、今は漁港で居酒屋を営む蕪木の元恋人・今江みはる役宮沢りえ、蕪木の元同僚だったが“その迷惑に救われた”という謎の過去を持つ槍田役國村 隼。日本映画界屈指の存在感ある豪華俳優陣が集結し、牧本が“まき”起こす迷惑から始まる、人々の繋がり、家族の絆、人生の悲喜こもごもをユーモラスに描く珠玉のヒューマンストーリーを彩る。

 ちょっと迷惑な男・牧本が“まき”起こす奇跡の物語が、日本中を迷惑と優しさで包み込む映画『アイ・アム まきもと』にぜひご期待を!


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ストーリー

 小さな市役所に勤める牧本の仕事は、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」。故人の思いを大事にするあまり、つい警察のルールより自身のルールを優先して刑事・神代に日々怒られている。ある日牧本は、身寄りなく亡くなった老人・蕪木の部屋を訪れ、彼の娘と思しき少女の写真を発見する。

 一方、県庁からきた新任局長・小野口が「おみおくり係」廃止を決定する。蕪木の一件が“最後の仕事”となった牧本は、写真の少女探しと、一人でも多くの参列者を葬儀に呼ぶため、わずかな手がかりを頼りに蕪木のかつての友人や知人を探し出し訪ねていく。工場で蕪木と同僚だった平光、漁港で居酒屋を営む元恋人・みはる、炭鉱で蕪木に命を救われたという槍田、一時期ともに生活したホームレス仲間、そして写真の少女で蕪木の娘・塔子。

 蕪木の人生を辿るうちに、牧本にも少しずつ変化が生じていく。そして、牧本の“最後のおみおくり”には、思いもしなかった奇跡が待っていた。


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(2022年、日本、上映時間:104分)

キャスト&スタッフ

原作:ウルベルト・パゾリーニ“STILL LIFE”
監督:水田伸生
脚本:倉持 裕
撮影:中山光一
音楽:平野義久
製作総指揮:ウィリアム・アイアトン、中沢敏明
出演:阿部サダヲ、満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)、宮沢えり、國村 隼ほか

配給
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
9月30日(金) 全国の映画館で公開

■ オフィシャル・サイトhttps://www.iammakimoto.jp/ (外部サイト)



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