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『牛首村』完成披露舞台挨拶

2022-01-21 更新

Kōki,、高橋文哉、芋生 悠・大谷凜香・松尾 諭・清水 崇監督

牛首村ushikubimura ©2022「牛首村」製作委員会
東映
2022年2月18日(金)、降臨。

 2月18日(金)公開の映画『牛首村』。1月19日(水)に完成披露舞台挨拶が開催され、映画初出演にして初主演を務めたKōki,をはじめ、高橋文哉、芋生 悠、大谷凜香、松尾 諭、清水 崇監督が登壇した。


 今回、イベントのMCに山崎壮志役の松尾が抜擢! 松尾の呼びかけで、早速雨宮奏音・三澄詩音役を務めたKōki,と、清水 崇監督が割れんばかりの拍手の中登場。「僕が司会をしているということで、緩い感じでやっていこうと。楽に聞いてください」と松尾が冒頭から観客の笑いを誘い、イベントはスタート。今日が初めての一般試写会になり、これから鑑賞する観客を前に、女優デビューで初主演という大役を任されたKōki,は「素晴らしいチームの皆さんのおかげもありますが、演じることはこんなに楽しいんだ!こんなに自分が夢中になって、好きになれるものなんだ!って気づかされましたね」と振り返った。松尾がすかさず、「僕が言うのもなんですが、(Kōki,さんの芝居)とてもよかったです」とコメントし、Kōki,は照れ笑い。加えて、「ちゃんと映画女優としてスクリーンの中にいる」と、彼女の堂々たる演技に太鼓判を押した。松尾に重ねるように、清水監督も「最初は不安だったが、彼女の確固たる表情と目つきが……凛とした姿勢が、素直で純粋に、真面目に(作品や演技に)走ろうとしているのが見えて、こういう人と一緒に挑戦できるのは楽しい。期待以上の答えが現場のお芝居で返してもらえたし、皆さんにも見てもらえれば分かるので、楽しんでもらえたら」と彼女の人柄にも言及した。


ushikubimura

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 会場が温まってきたところで、芋生 悠と、アキナ役・大谷凜香が登場。ネタバレ厳禁の役どころだという芋生に対し、松尾が支度場での芋生の姿が怖かったと話すと、「ほんとですか!?」と驚きつつ、「松尾から塩をもらった」というエピソードを暴露。本作が初ホラー作品となり、怖いものが苦手だという松尾は、自ら神社でお祓いをしてもらい、お清めの塩を買って共演者に渡していたという撮影の裏話を披露し会場の笑いを誘った。Kōki,との共演に関しては、「撮影の間は、和気藹々と……筋トレの話をしていて、(ホラーだけど)怖い雰囲気というのは撮影中になくって」と笑顔で顔を見合わせる場面も。また、話題は『犬鳴村』『樹海村』と村シリーズに3作連続で出演する大谷に。本作では、今までで一番若い役柄の高校生で、YouTuberの機材も作品ごとにグレードアップしているという本シリーズおなじみの!?アキナを演じた。「今まで自然での撮影ばかりだったが、(坪野鉱泉は)人工のものだから、人の気配も感じられて……埃もすごかった」と撮影現場を振り返った。また共演者の中でも坪野鉱泉の撮影で恐怖体験をしたという話題になり、Kōki,も「スタジオ撮影で、メイク直しをしているときに(外から)コンコン……と聞こえたけど誰もいなくて……。周りのスタッフさんに聞いても誰も通ってないです……って言われて……」と恐怖体験を語ると、松尾がすかさず「監督のいたずら……!?」と突っ込み、会場を和ませた。


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 終盤に差し掛かり、将太役の高橋文哉が登場。登壇予定だったが、急遽急性穿孔性虫垂炎で欠席となった萩原利久についての話題を振られると、「元気いっぱいですごいフランクで。芝居でも救われましたし、撮影以外のスタンバイでも話しかけてくれてそこでも救われましたね」。Kōki,も「利久君は本当に明るい方で、一緒にいるだけでも落ち着くというか……最初にお会いした時からとてもオープンにお話していただきましたね」と、萩原の明るい人柄に現場も支えられた様子。Kōki,に関しては、「いろいろな期待やプレッシャーもあったと思いますが、現場では緊張が伝わってこなくて、どんと構えてくださってて。現場でも奏音と詩音を演じ分けられて、演じながら僕が気持ちを持っていかれるくらい、Kōki,ちゃんのお芝居にのめりこんで一緒にシーンを作れたので……それぐらい魅力的」と互いに切磋琢磨した様子も見受けられた。さらに、将太を演じている中で、詩音への気持ちを大切にしながら演じていたという話を聞いたKōki,は「奏音を演じているときでも詩音への想いが感じ取れたので、文哉君のおかげで奏音と詩音の切り替えがしやすかった」と返し、「すごくうれしいですね。3人で引き出し合えてよかった」と感慨深く語った。


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 最後に、主演のKōki,が代表して挨拶。「映画『牛首村』は、監督をはじめ、チームの皆様、そして共演者の皆様と一生懸命力を併せて作り上げた作品なので、一人でも多くの方に観ていただけたらとても嬉しいです」と語ったところで、感極まったのか涙し、共演者からも後ろから「がんばれ!」と背中を押されるシーンも。「私はチームの皆様に本当に心の底から感謝しています。最初に演技という経験を清水監督のもとでさせていただけたことを本当にうれしく思います。……すみません、感情的になってしまったんですけど……」と立て直し、「本当に今日はありがとうございました!」と溢れんばかりの観客の前でコメントを残し、完成披露舞台挨拶の幕は閉じた。


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(オフィシャル素材提供)



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