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『聖地X』公開記念舞台挨拶

2021-11-21 更新

岡田将生、川口春奈、薬丸 翔、入江 悠監督

聖地Xseichi-x ©2021「聖地X」製作委員会
配給:GAGA 朝日新聞社
絶賛上映中!

 この地に宿るのは、神か悪魔か。オール韓国ロケで送る、想像を絶する驚愕のエクストリームホラー『聖地X』がついに全国公開! 初日翌日の11月20日(土)には公開記念舞台挨拶がグランドシネマサンシャイン池袋にて行われ、主演の岡田将生、共演の川口春奈、薬丸 翔、そして入江悠監督が登壇した。


 主演の岡田は「脚本を読んだ時にどんな映画になるのだろうか?と思ったけれど、僕が演じた輝夫のポンコツな性格で物語が成立しているところがたくさんあって面白かった」と手応え。妹役の川口も「私が演じた要は、韓国での予期せぬ事態に巻き込まれていろいろな感情と表情を見せる女の子。後半になるにつれて人間的な変化や成長が見えていたら嬉しい」と役柄紹介。薬丸は分身したキャラクターの役作りに触れて「入江監督とルール作りをして、一人の人間として成立するよう意識した」と細やかな演技プランがあっての撮影を回想していた。

 物語のキーとして、いたる所に“水”が出てくる。プールや海にも入った岡田だが「韓国が思った以上に寒く、水温も低かった。入りたくはなかったけれど、水が物語のキーになっているので震えながら海にも入りました。それも今ではいい思い出」と懐かしむと、同じく薬丸も「水から出た瞬間、スタッフの方々がものすごく大きい保温タオルで温めてくれましたよね」と手厚いケアに感謝していた。


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 川口のエクササイズダンスも見どころの一つ。ロケ地・韓国で振り付けの特訓をして臨んだという川口だが、当該シーンの理由について入江監督は「もちろん物語にこじつけられる意味はありますが、単純に今の歳の川口さんのダンスを映像として残したかった」とニヤリ。まさかの狙いにビックリの川口は「すでに作品を観た母から『あんたあれなんなの?』と言われた。私も『なんだろう……』と。結構撮影も長かった」と苦笑いも「でもいい経験をさせてもらえました」と見どころとして胸を張っていた。


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 岡田VS薬丸のラスト・バトルも手に汗握る名場面。岡田は「韓国のアクション・チームの熱量に触発された。もっといいものを作りたいという高みを目指したくなるようなチームでした。薬丸君と息を合わせながら撮影をしていきましたが、面白くてユーモアもあって、楽しいアクション・シーンになりました」と語った。アクション初挑戦という薬丸は「全部岡田さんにリードしていただきました。僕が手順を間違えたとしても、岡田君が対応して助けてくれた」と最敬礼。しかしアクション・チームの熱が高まりすぎて撮影時間がオーバーしてしまった結果、入江監督は「日本側のプロデューサーが韓国側の製作陣に怒られていました」と暴露して笑わせ、岡田も「それもこうして明るく話せるのは良いことです」と重ねて笑わせた。


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 映画の内容にちなんで、それぞれのパワースポットを発表。薬丸は「ラーメン屋さん」、入江監督は「本屋」と回答。悩んだ川口は「薬局。用事がなくても入って楽しい。何かしら手に取ってしまう。薬局を見つけたら行く」と飾らない返答で、最後まで悩んだ岡田は「近所のスーパーに行ったら、長ネギが1本18円で安かった。でもさすがに安すぎて怖くて買えなかった。安くて嬉しいけれど僕は50円くらいがいいかな……。すごく気になりましたけれど」と地元ネタ。しかしあまりにも素朴過ぎるパワースポット話に入江監督からは「二人ともほぼ近所の話!」とツッコミが入っていた。

 最後は映画に登場する井戸をモチーフにした樽で大ヒット祈願の鏡割り。主演の岡田は「どうして長ネギの話をしてしまったのか……。それがミステリー」と照れつつ、「でもこの映画の根底にあるのは、そんな違和感です。ジャンルにとらわれない映画なので、『なんだこの映画は!?』と思ってもらえたら」とさらなる違和感の拡大に期待を込めていた。


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(オフィシャル素材提供)



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