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『唐人街探偵 東京MISSION』
公開直前イベント

2021-06-25 更新

妻夫木聡、鈴木保奈美、浅野忠信、三浦友和

唐人街探偵 東京MISSIONdetectivechinatown ©WANDA MEDIA CO.,LTD. AS ONE PICTURES(BEIJING)CO.,LTD.CHINA FILM CO.,LTD “DETECTIVE CHINATOWN3”会
配給:アスミック・エース
2021年7月9日(金) 全国ロードショー

 中国で興収164億円超の大ヒットを記録した日中合作映画『唐人街探偵 東京MISSION』が7月9日に日本で緊急公開! 6月24日(木)にはアンダーズ東京にて公開直前イベントが行われ、事件解決率世界第3位の日本の探偵・野田役の妻夫木聡、双子の妹で検事の川村芳子と姉で裁判官の川村晴子を一人二役で演じた鈴木保奈美、事件解決率100%のエリート警視正・田中直己役の浅野忠信、密室殺人事件の解決を野田に依頼するヤクザの組長・渡辺勝役の三浦友和が出席した。


 完成した作品に妻夫木は「テンポ感も素晴らしく、こんなに日本で遊んでくれたのかと思うくらいに暴れまくっています!」と一級の娯楽作だとプッシュして、「僕は中国語を勉強していることもあり、監督と相談して日本語のセリフを中国語にいくつか代えたりしました」とこだわりの熱演を報告。鈴木は「カラフルで、スピーディーで、ハチャメチャだけれど、何も考えずに笑って楽しめる作品。皆さんの熱演も素敵です」と手応えあり。

 浅野も「腹を抱えて笑ったし、小さい頃に観たジャッキー・チェンの映画を思い出す懐かしさもあった。自分がそのような作品に出られたのは嬉しい」と喜色満面で、三浦も「日本の大作の10倍くらいのバジェット。日本では撮れない作品だと思った」とスケールの大きさに驚いていた。

 その規模感には妻夫木も目を丸くして「撮影現場に見たことのないような機材があったり、1千万円くらいかかるドローンを使用したり、渋谷のセットも1億円以上をかけて作っている。映画のためならば何でもやるぞ!という気概を感じました」と高いクオリティ作りに感心。鈴木は「中国側のスタッフの皆さんが若くて、才能のある方ばかり。しかも皆さん日本のことが大好きで、私たちのことも尊重してくれました」と中国人クルーに感謝していた。

 浅野は元俳優というチェン・スーチェン監督の演出に触れて「パワフルだし、演出を含めてとても分かりやすい。その熱量に僕も火が点きました」と明かすと、妻夫木も「監督の演出が言葉での説明ではなくて実演なんです。俺がやるよりも全然上手いじゃん……みたいな。誰よりも分かっている監督がやるので、そこを目指さなければいけないというプレッシャーもありました」と苦笑いだった。

 また秋葉原で人気アニメ『聖闘士星矢』のコスプレ姿を披露するシーンがあるという妻夫木は「プライベートでは絶対にすることはない、完璧なコスプレをさせてもらった。秋葉原もあまり行ったことがなくてどんな街か分からなかったけれど、想像以上に訪れる人々を楽しませる街。役を通じて秋葉原を楽しませてもらいました。あそこまで堂々とコスプレ姿で歩けたのはこの映画だからこそ」と照れながら見どころに挙げていた。

 また映画の内容にちなんで「探偵に解決してほしいこと」を聞かれた妻夫木は、「笑い話にしてはいけないけれど、コロナを解決してほしい! それが今一番思うこと」と世界が解決を願っていることを代弁。一方の鈴木は「今日のために履こうと思っていたお気に入りの黒いスカートが行方不明。探してほしい」とファッション捜索願い。浅野は若い頃に探偵に依頼しようと思ったことがあるそうで「おじいちゃんがアメリカ人で、当時はちょっとした情報しかなくて会ってみたかった。それで探偵の会社に電話したら『無理!』と言われた」とほろ苦い思い出を回想。

 最後に妻夫木は「作品を観終わって、日本人である自分さえも知らない日本が出てきたりして、新しい発見がありました。それは海外から見た日本の誇張された姿ではあるのかもしれないけれど、そういう部分さえも笑わせてくれる熱量がこの作品にはあります。映画館がまるで遊園地になったかのようなエンターテインメント作品。ぜひ映画館の大きなスクリーンで観てほしい」と日本での緊急公開に期待を込め、イベントは和やかな雰囲気で終了した。


detectivechinatown


(オフィシャル素材提供)



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