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『地獄の花園』大ヒット祈願イベント

2021-05-04 更新

永野芽郁、菜々緒

地獄の花園jigokumovie 配給:ワーナー・ブラザース映画
5月21日(金) 全国ロードショー
©2021『地獄の花園』製作委員会

 真面目に働き、日本の経済を支える日本のOLたち。花園のようにも見える華やかな彼女たちの職場では、実は裏で地獄のような派閥争いが行われている。そんな地獄のような花園の世界を描いた映画『地獄の花園』が5月21日(金)に公開となる! いよいよ公開を間近に控え、5月4日(火)に本作のタイトルにもある“花園”に因み芸能に所縁のある花園神社で、本作の大ヒット祈願イベントが実施された。普通のOLに憧れる直子を演じた主演の永野芽郁と、OLたちから恐れられる悪魔の朱里を演じた菜々緒は、商売繁盛のご利益で知られる花園神社のご祈祷を受け、集まった報道陣の前に登場すると大きな拍手で迎えられた。


 永野「今日はありがとうございます。大ヒット祈願ということもあったので、もちろん“大ヒットできますように”とお願いをしたのですが、上映されている映画も多い中ですべての劇場が今空いているわけではないので全国の劇場が無事に開き、そこで『地獄の花園』を観て笑ってもらえる作品になったらいいなと思いを込めました」。菜々緒「今、状況的にはいろいろ厳しいと思うので、皆さんが安全に健康であるようにという思いを込めて大ヒット祈願をさせていただきました」と挨拶し、ご祈祷後の気持ちをそれぞれ語った。


jigokumovie

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 そして商売・芸能に所縁のある花園神社に因み、女優として活躍する二人の個人的な願いを、絵馬を模したフリップで発表するくだりでは、永野のフリップには“続編”と書かれており、その理由を「個人的な願いが強めで、全然何か進んでいるわけではないですが、ここで大人たちに圧をかけとこうかなと(笑)。菜々緒さんも撮影中に本当に面白いから国をまたいで続編やれたらいいよね、という話をされていたんですよ。なので、大人の人がこれからどう動いてくれるのか楽しみです」と茶目っ気たっぷりに答えると、国をまたいでというMCの質問に対し「次は世界中のOLを倒していく!」と大スケールな次回作の方向性を冗談交じりに話した。一方菜々緒は“修行”と書いたフリップについて「続編は私も撮影中にも話していたので同じ気持ちなんですけど、個人的なことでいうと最近修行するのが好きで、この前滝行に行ってきまして……。修行を極めて、今こういうご時世なので心身ともに鍛え上げていこうかなと」と最近のマイブームを語った。


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 その後トークは映画の話に。台本を読んだ時や本編を観て“ここが面白い”と思ったところを聞かれると、永野「まず、脚本がバカリズムさんで監督が関さんと聞いた時点で私はやりたいと話していました。気持ちが上がったまま脚本を読んで、設定の斬新さとテンポ感の良さなどに惹かれてすごく現場が待ち遠しかったです」と答え、続けて「この脚本に自分が置いて行かれないように、どうしたら面白くなるかな?や、脚本の面白さを壊さないようにと必死に考えながら演じていました」とバカリズムの手がけた脚本の素晴らしさを語り、続けて菜々緒も「バカリズムさんが脚本って聞いただけで、あ、もうこれは大丈夫。という謎の安心感を持って脚本を読ませていただいて、完成した作品を観て映像の美しさと笑いとのギャップの激しさとの違和感がまた更に面白くて、とにかく早く観てほしい一心ですね」と話し作品への自信を覗かせた。

 二人の共演シーンについて印象に残っているシーンやエピソードについては、「共演シーンだと、広瀬さん演じる蘭と会社の食堂で普通に食事をしている最中に朱里が来て、堅気の私に対して『直の意見も聞かせて欲しい』と話すシーンがあるんですけど、すごくカッコよくて、あぁすごい2人が目の前にいる。という気持ちになって女として惚れました」と永野は告白。

 するとMCから朱里の奇抜なメイクに対して触れられた菜々緒は「本当に最初はどうなるんだろうって、衣装合わせの際にあのメイクをした時に、ちょっと大丈夫かな?と不安に思ったんです。でも回りの遠藤さんや大島さんのヘアメイクや衣装を見た時に、あ、これじゃ弱いんだ。これじゃ負けちゃうんだと思ってからは、結構案を出させてもらいました」とビジュアルの誕生秘話を語った。一方で普通のOLのビジュアルだった永野は「普通なら皆さんの格好がおかしいはずなのに、一人だけ普通のOLとして現場に居たので私がおかしいという気持ちになっていました」と、共演者の強烈なビジュアルになかなか慣れなかったと当時の気持ちを振り返った。

 菜々緒は「普通の直子たちの会話で、あ~本当にこういう会話を女子ってしてるな~というところを、上手いことバカリズムさんが脚本に落とし込んで下さっていて、何気ない日常の中のあるあるが散りばめられていてクスっと笑ってしまいます。あとはヤンキーOLチームの人たちが喧嘩でボロボロになっているのに仕事はちゃんとこなすシーンなどは可愛いらしくて、ビジュアルは怖い人たちなのになんだか憎めないキャラクターになっています」と特に印象に残ったシーンを語った。

 そして自身のシーンで注目して欲しいシーンを聞かれると、永野「やっぱりあれだけの暴言を吐いて、人を殴り飛ばし、蹴り飛ばす凶暴な私はきっとこの作品でしか見られないと思いますし、今までの自分とはまた全然違う姿をお見せすることができきました。大きい声を出すのが苦手なのですが、無理です!と言いながらすごく頑張りました」と自らの新境地をアピール。菜々緒は「コーンローのヘアスタイルがトレードマークなのですが、OLになる前の回想シーンでもまた違うコーンローをしていて、その数10秒のシーンのために1時間半かけてコーンローをやり直したのですけど、これもすごくカッコイイので、瞬き無しでそこもぜひ注目してほしい。本当に芸術です」とそれぞれの注目ポイントを語った。

 そしてまだまだ語りたりないほどにエピソードが出てくる中、イベントも終盤を迎え最後の挨拶となった。菜々緒は「本当に今こういう時代ですけれども、映画館に来ていただいて、何も考えずに笑って楽しんでいただける作品となっておりますので、ぜひ劇場で観見ていただけたら嬉しいです」。続いて永野が「地獄の花園に出演しているキャスト、そして関わって下さったスタッフさん皆で、とにかく楽しく、毎日がむしゃら過ごした夏でした。皆さんに楽しんでもらえる作品になったらいいなと思います。感染症対策などをしながら観ていただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました」と、このご時世だからこそ、たくさんの人に本作を観て笑って楽しんでもらいたいとメッセージを残し、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。



(オフィシャル素材提供)



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