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2022-05-21 更新

ベイビー・ブローカーbabybroker
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イントロダクション

 これまで、現代社会やそこに生きる人々を鋭い視点と温かい視線で描き上げ、『そして父になる』(13)でカンヌ国際映画祭の審査員賞受賞、さらに『万引き家族』(18)ではカンヌ最高賞であるパルムドールを受賞するという栄誉に輝き、続く『真実』(19)では、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークら海外の才能たちと本格的なセッションに踏み出したことでも話題を呼んだ是枝裕和監督。世界中の映画人たちとタッグを組み、新作を生み出していく監督が今回手掛けるのは、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきた企画である『ベイビー・ブローカー』。子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを預けていく“ベイビー・ボックス”を巡り、そこで出会っていく人間を描く、オリジナル・ストーリーだ。

 出演キャストは、アカデミー賞🄬作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』(19)でも主演を務めたソン・ガンホ、『MASTER/マスター』(16)のカン・ドンウォン、さらに監督とは『空気人形』(09)でもタッグを組んだペ・ドゥナ、“IU”というアーティスト名でソロ活動をするシンガー・ソング・ライターイ・ジウンら、韓国を代表する名優・アーティストたち。


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ストーリー

 古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、<赤ちゃんポスト>がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が<赤ちゃんポスト>に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。

 しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。

 一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、決定的な証拠をつかもうと、静かに後を追っていくが……。

 こうして、<赤ちゃんポスト>で出会った彼らの、予期せぬ特別な旅が始まる――。


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(2022年、韓国)

キャスト&スタッフ

監督・脚本・編集:是枝裕和
製作:CJ ENM
製作:CJ ENM
制作協力:分福
提供:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨンほか

配給
ギャガ
6月24日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

■ オフィシャル・サイトgaga.ne.jp/babybroker/ (外部サイト)



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