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『花と雨』第32回東京国際映画祭
舞台挨拶・Q&A

2019-11-03 更新

笠松 将、大西礼芳、土屋貴史監督

花と雨hanatoame 配給:ファントム・フィルム
2020年1月17日(金)、ヒューマントラストシネマ渋谷 他、全国公開
© 2019「花と雨」製作委員会

 日本のHip Hop界で歴史的名盤と言われるSEEDAのアルバム「花と雨」を原案とし、新進俳優、笠松 将が主演を務める映画『花と雨』が、2020年1月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他、全国公開される。

 11月1日(金)、第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品される、『花と雨』の主演・笠松 将、大西礼芳、土屋貴史監督が舞台挨拶に登場した。


 満員御礼の中、主演の笠松 将、大西礼芳、土屋貴史監督が登壇。緊張気味の土屋監督は「今回は一般的の方にはじめての公開される機会になります。皆さんでこの作品を育ててくださると嬉しいです。」と挨拶。

 主演の吉田を演じた笠松は「平日なのにこんなにたくさんの方に集まっていただいて嬉しいです。親切な映画ではないですが、今ここにいる三人だけじゃなく、他のキャストやスタッフで気持ちを込めて作った作品です。皆さんのいい意見だけ受け止めるんで(笑)、よろしくお願いします」と挨拶。

 吉田の最愛の姉・麻里を演じた大西は「みんな歳が近く、準備期間も長く取ってくれたので、キャスト全員の気持ちがとても合わさった作品です」と映画への思いを話した。

 初めての長編映画作品の上映となる土屋監督。気持ちを聞かれると「ともかく緊張しています。舞台挨拶以上に皆さんの前のお披露目ということで、口の中パサパサです」と大滝の汗を拭くと会場から笑いが。

 本作でラップを初挑戦した笠松は「もともとSEEDAさんの曲も聞いていたし、ラップもヒップホップも好きで。歌える曲もあった。だからそんな難しくないと思っていたんです。最高峰のMC・仙人掌(センニンショウ)さんが演技指導を担当してくれたんですが、初めてヘッドホンをつけて歌った時に、音程も外れるし、難しいし、焦って満足いくものができなかった。奥の深い分野だなと思いましたね」とヒップポップの大変さを吐露。


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 役作りについて聞かれた大西は「弟(笠松)がひたむきに音楽に向き合っていながら、ストレスフルな人生を送っているので、日々現場でも麻里と同じように笠松くんに接していました。私たちがイギリス育ちという設定なので、英語の練習しなくてはいけなくて、笠松くんもノートを真っ黒にしながら、歌詞や英語の練習をしている姿を観ていたら、自然とそれが私の役作りになっていたんだと思います」と微笑ましいエピソードを語った。


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 SEEDAとの出会いについて笠松は「一言で片づけられない人。一番のエピソードが、クランクインの前日にSEEDAさんから2人で会いたいと言われて、何を言われるんだろうとドキドキしながら会ったんです。深夜に高速道路を走りながら“このシーンではあんなことがあったんだよ”“この時はこんな歌詞を書いたんだよ”といろいろと話してくれた。笠松さんにこの作品を託したいと言ってくれた時には、自分も期待に応えられるように一生懸命作ろうと思った」とこの作品に懸ける意気込みを話した。


 上映後に行われたQ&Aでは、笠松の起用に対して「オーディションのお芝居が圧倒的に良かったんです。お芝居の途中で“もういいです”と言ったらキレて帰っちゃって(笑)。主人公そのままじゃないですか(笑)」と笠松に突っこまれながら監督が暴露。


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 仙人掌との練習に関しては「5ヵ月ぐらい。自分で撮影して送ったりしたんですけど、最初は褒めてくれるので調子に乗ってたんですよね。でも最後の1ヵ月スパルタでした。仙人掌さんの家に行ったり、深夜に電話したり、音楽以外でもいろいろ話しました」と語る。

 上手い方が書くラップの違いは「役者さんは態度を売りにしているので、態度の大きさを表現できる人」と監督。笠松は「僕が歌詞を書いたシーンがあって、それをSEEDAさんが足したり引いたりした。どんなジャンルでも引き算が上手な人がすごいんだと思いました」とSEEDAさんへのリスペクトを伝えた。

 この映画の見どころであるビジュアルや色について監督は「撮影の際も感情を色に表せるようにいろいろ試しました」と撮影へのこだわりを話した。



(オフィシャル素材提供)



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