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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『生理ちゃん』

『生理ちゃん』完成披露上映会 舞台挨拶

2019-10-07 更新

二階堂ふみ、伊藤沙莉、松風理咲、品田俊介監督
司会:伊藤さとり

生理ちゃんseirichan 配給:吉本興業
11月8日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開
© 吉本興業 © 小山健/KADOKAWA

 今まで取り上げられることの少なかった「生理」をポップに擬人化し大きな話題を呼び、本年度の手塚治虫文化賞短編賞を受賞したコミック「生理ちゃん」。WEBメディア「オモコロ」で連載開始後女性たちから「共感しかない」と大反響を呼び、累計2,000万PV超えを果たし、今年の7月に第二巻「生理ちゃん二日目」が発売された大ヒットコミックが、まさかの実写映画化! 公開に先駆け、10月6日(日)に映画『生理ちゃん』の完成披露上映会が行われ、主演の二階堂ふみ、伊藤沙莉、松風理咲、品田俊介監督がメイン館であるヒューマントラストシネマ渋谷に集結! 今旬の女優たちがブサカワな生理ちゃんと一緒に、舞台挨拶に登壇した。


司会: まずはご挨拶をお願いします。

二階堂ふみ、伊藤沙莉、松風理咲: 本日は短い時間ですが、楽しんでいってください。ありがとうございます。

品田俊介監督: 今日は足を運んでいただきありがとうございます。感慨深いです。想像では女性の方ばかりかと思っておりましたが、男性の方もたくさん来ていただいて嬉しいです。

司会: 今回WEBコミックで人気があったものを実写化するに当たって、どんなことに心がけをしましたか?

品田俊介監督: 原作を読んだときから、(自分は男なので)こちらの女性お三方含め女性スタッフに比べると生理ちゃんに対する理解度が浅いというのは仕方なく、準備の間にいつも以上に女性の知人や友達にリアルな恋や仕事の悩みや経験談を聞いて、作品に反映させるように心がけました。

二階堂ふみ: 今回“生理”という女性の体の中で起きることをテーマにしているのですが、“男性対女性”ということではなくて、一番大事なのは、自分とは違う人が抱えている悩みや苦しみを、自分のものさしで計るのではなく、なるべくその人に寄り添いながら理解してあげられたらいいのかな、と感じながら参加させていただきました。


seirichan

伊藤沙莉: (自らが演じた)りほという女性は自分に自信がなかったり、自分で自分に呪いをかけたりする役なのですが、そういうことを抱えた方々が、何か背中をポンと押される感覚を受け取れることができればいいな、と思って演じさせていただきました。

松風理咲: 原作同様この映画も、“生理”というものをコミカルに明るく表現しているので、たくさんの人にスッと観ていただける作品だと思います。ひかるは高校生の恋と受験と生理に悩みながら葛藤していく役で、私も当時受験の年だったので、リアルに演じられることを心がけました。

司会: もしこの作品のように、自分の生理ちゃんがいつも自分の側にいたら、どうですか?

二階堂ふみ: 今日は涼しかったのでお互い気持ちよく一緒に過ごせると思うのですが、昨日みたいに暑い日に近くに居られるとちょっと嫌かもしれないです。(もし生理ちゃんに励ましてもらうならば)頑張れー!て言ってほしいです。

伊藤沙莉: 自分と一心同体だから、自分が感じた感情を全て担ってほしい。自分以上に怒ったりしてくれたら自分が楽かなと、常に感情をシェアしてくれたらいいなと思います。

松風理咲: 今寮に住んでいるのであんまり家で喋ることがなく、独り言が増えているので、生理ちゃんに話し相手になってほしいです。あと朝起こしてほしいです(笑)。


 ここでスペシャルゲストの生理ちゃんが登場!


司会: こちらの生理ちゃんは実際に劇中に出てくる生理ちゃんですが、一緒に出演していかがでしたか?

二階堂ふみ: 最初は生理ちゃんを背負ったりするのが大変で、少しでも生理ちゃんの影が見えるとオッ!と思っていたのですが、終盤になってくると、もうあと何日で会えなくなるという寂しさがあったので、久々に今日お会いできて嬉しいです。

伊藤沙莉: なんとも言えない表情で訴えかけられてくるので、いつも見守られて、心の支えでした! 公園のデート・シーンでも、遠くで小さな指でジェスチャーしてくれて、元気や勇気やプラスイオンをたくさんもらい、癒されました。

松風理咲: 私の生理ちゃんは小さかったのですが、二階堂さんの生理ちゃんは大きかったので、生理ちゃんにもたれて座っていらして、一心同体というか微笑ましかったです。


seirichan

司会: 最後にご登壇の皆さまを代表して、監督と二階堂さんから、会場の皆さまへメッセージをお願い致します。

品田俊介監督: 『生理ちゃん』は子供から大人まで幅広くいろいろな方に観ていただきたいので、もしこれを観てちょっとでもよかったと思われて、老若男女に関わらずいろんな方に伝えていただければと思います。本日はありがとうございました!

二階堂ふみ: 今日はこの映画に合うようなあたたかい舞台挨拶で、皆さんの笑顔を見ると、楽しめていただけたのかなと思いました。とても面白い作品になっていると思うので、また劇場へ足を運んでいただけたら嬉しいです、本日はありがとうございました。



(オフィシャル素材提供)



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