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『静かな雨』
第24回釜山国際映画祭レッドカーペット

2019-10-06 更新

仲野太賀×衛藤美彩、中川龍太郎監督

静かな雨shizukanaame 配給:キグー
2020年新春、全国順次公開
© 2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

 様々な役どころを自在に演じ分ける本格派俳優として注目されている仲野太賀と“乃木坂46”を卒業し新たな一歩を踏み出した衛藤美彩のダブル主演映画『静かな雨』は、2020年新春より全国順次公開が決定している。

 本作は、『羊と鋼の森』で2016年の本屋大賞1位を受賞した作家・宮下奈都の小説デビュー作を映画化したもの。監督は、『四月の永い夢』(17)で世界4大映画祭のひとつモスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞し、新作『わたしは光をにぎっている』(19)で同映画祭に特別招待されワールドプレミアを果たした新鋭・中川龍太郎。日本人が持つ“真の愛”と、誰もが感じたことのある“無力の愛”を描いた作品となっている。


 10月3日(木)、第24回釜山国際映画祭のレッドカーペットに、タキシード姿の仲野太賀と胸元の赤がポイントになっている黒ベースのドレスをまとった衛藤美彩、そして中川龍太郎監督が登場。初めて釜山国際映画祭に参加したW主演の仲野・衛藤よりコメントが届いた。


◆ 仲野太賀 コメント

 

 『静かな雨』で、初めて釜山国際映画祭に来ることができて、とても嬉しく思っています。ワールドプレミアとして映画祭で上映されること、非常に嬉しく思っておりますし、最後まで映画祭を楽しんでいきたいです。
 レッドカーペットを釜山で歩いてみて、東京とは異なった空気感の違いやお客様の反応が新鮮でした。
 短い撮影期間でしたが、中川監督と肩を組んで情熱を込めてつくった作品なので、よい作品になっていると思っています。本作をご覧いただいて、韓国の皆さんがどのように反応されるかが非常に楽しみです。


◆ 衛藤美彩 コメント

 初主演映画となりました。自分にとって初めての映画で、こんな素敵な国際映画祭に呼んでいただいて、嬉しいです。レッドカーペットを歩いた時は、とても緊張しましたが、景色は最高でした!
 今年の1月に撮影した作品です。
 韓国の皆さんが、上映中、作品に対してどのように反応するのか見てみたいですし、自分の気持ちを韓国の皆さんの気持ちに合わせながら鑑賞したいと思います。


 本年は、10月2日(水)に行われる予定であった前夜祭イベントが台風18号の影響と中止となったが、オープニングセレモ二ーのレッドカーペットは盛大に行われた。

 第24回釜山国際映画祭は、10月3日(木)から12日(土)まで釜山・海雲台一帯で開催中。日本からは15作品が出品されている。

 映画『静かな雨』は2020年新春、全国順次公開予定。


映画『静かな雨』

 ■イントロダクション
 現在、注目を集めている作家・宮下奈都の小説デビュー作「静かな雨」が完全映画化。
 宮下奈都は『羊と鋼の森』で2016年の本屋大賞1位を受賞し、2018年には山崎賢人を主演に映画化され話題を呼んだ。「静かな雨」は、そんな彼女がそれ以前の2004年に執筆し、第98回文學界新人賞佳作に入選したデビュー作。
 そして今回、様々な役どころを自在に演じ分ける本格派俳優として注目されている仲野太賀とアイドルグループ“乃木坂46”を卒業し、新たな一歩を踏み出す衛藤美彩のダブル主演により、『静かな雨』を映画化することとなった。
 メガホンを取ったのは、『四月の永い夢』(17)で世界4大映画祭のひとつモスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、 国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞し、新作『わたしは光をにぎっている』(19)で同映画祭に特別招待されワールドプレミアを果たした、昨今の映画界で評価を高めている新鋭・中川龍太郎。
 出演者と監督の若い力を結集させた本作で、日本映画界に真の愛を問いかける。

 ■ストーリー
 大学で生物考古学研究助手をしている行助(仲野太賀)は、パチンコ屋の駐車場でおいしそうなたいやき屋を見つける。そこは、こよみ(衛藤美彩)という、まっすぐな目をした可愛い女の子が一人で経営するたいやき屋だった。そこに通ううちにこよみと少しずつ親しくなり、言葉を交わすようになる。
 だがある朝、こよみは交通事故で意識不明になってしまう。毎日病院に通う行助。そしてある日、奇跡的に意識を取り戻したこよみだが、事故の後遺症で記憶に障害があることがわかる。事故以前の記憶は残っているが、目覚めてからの記憶は一日経つと消えてしまうのだ。行助は記憶が刻まれなくなったこよみと、変わらずに接していこうとするが……。
 外は静かな雨が降っていた。

 ■監督:外は静かな雨が降っていた。
 ■脚本:梅原英司、中川龍太郎
 ■原作:「静かな雨」 宮下奈都(文藝春秋)
 ■音楽:高木正勝
 ■制作:楽映舎
 ■制作統括:遠藤茂行
 ■出演:仲野太賀、衛藤美彩、三浦透子、坂東龍汰、古舘寛治、川瀬陽太、河瀨直美、萩原聖人、村上 淳、でんでん ほか

 ■配給:キグー

 ■公開:2020年新春、全国順次公開


オフィシャル・サイト
 https://kiguu-shizukana-ame.com (外部サイト)



(オフィシャル素材提供)



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