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舞台挨拶・イベント

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『葬式の名人』
先行上映会舞台挨拶

2019-08-15 更新

前田敦子、高良健吾、白洲 迅、佐藤都輝子、阿比留照太
樋口尚文監督、大野裕之プロデューサー

葬式の名人soushikinomeijin 配給:ティ・ジョイ
8月16日(金) 茨木市にて先行公開、9月20日(金) 全国ロードショー
© “The Master of Funerals” Film Partners

 大阪府茨木市を舞台に、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く、映画『葬式の名人』が8月16日(金)より茨木市にて先行公開、9月20日(金)より全国公開となる。大阪府茨木市で生まれ育った川端康成の作品群をモチーフとした本作は、茨木市制施行70周年記念事業として制作され、舞台となった茨木市にて、2018年7月下旬から8月中旬にかけてオールロケを敢行した。

 この度、本作で主演を務めた前田敦子、共演の高良健吾、白洲 迅らが映画の舞台となり、撮影も行われたロケ地・大阪府茨木市にある、イオンシネマ茨木の舞台挨拶に登壇。また、他に佐藤都輝子、阿比留照太のキャスト陣に加え、樋口尚文監督、大野裕之プロデューサーも登壇した。


 いよいよ明後日に先行公開を控えた映画の更に先行上映会ということもあって、映画を待ちわびていた観客たちで、シアターは満員御礼に。映画の上映後で各々が余韻に浸っている中、定刻になり、キャストが登壇すると、温かい歓声に包まれた。

 先日、映画のロケ地でもある茨木高校で舞台挨拶を終えたばかりだが、久方ぶりに茨木を訪れた主演の前田や高良は、上映終了直後の観客を前に「観ていただいて、ありがとうございます! ここ茨木で先行公開することができて本当に嬉しいです!」、「(昨年夏の撮影中は)ずっと、すごい勢いのあった現場だったと思ってます! 今日は皆さん楽しんでいただけたら嬉しいです」と本作への熱い思いと共に挨拶した。

 一方、本作の宣伝キャンペーンに初参加の白洲は劇中で、物語冒頭に事故で命を失ってしまう役ということもあって、「皆様こんにちは。遺体役、もとい、吉田 創役を演じさせていただきました白洲 迅です」と、自らの役を用いて観客の笑いを誘った。

 そんな和やかなムードで始まった舞台挨拶。本作の撮影に対して、キャスト各々が想いを語った。

 初めての「ママ役」、「関西弁での演技」、「関西オールロケ」となった前田は、「現場の全てが熱かった! 夏の暑いではなくて、情熱の熱さだった。そして、私はすごい“あきお”に助けられました」と、本作への思いを感慨深気に語り、一人息子のあきお役を演じた阿比留照太に助けられたことを伝えた。それを聞いた、阿比留は嬉しそうな表情を浮かべ、微笑み合う二人が劇中さながらの親子のように見えた。

 お茶目でコミカルな演技も見せる高校野球部の顧問役を務めた高良は、「本当に楽しかった! 現場も同世代が多く、他の現場とは違ってみんなで話し合いながら、“演技の動き”だったり、“間”だったりをみんなで作り上げていってる感じがすごく面白かった! また、みんなにも助けられているなと思った」と、10年ぶりに再会する同級生たちの姿を描いた本作の良さを明言した。

 遺体役を演じ続けた白洲は、「遺体役でここまで画に映り続けるのは中々無いと思いつつ……遺体の役なんだけど、もし自分が死んだ時に、友達みんなが自分を囲んでくれて、みんな悲しんでくれたり、楽しい思い出を語ってくれるのを(遺体役として)聞いていて(人の)気持ち、想いっていうのは、本当に届くんじゃないかと思わせてくれるような作品でした」と、同級生たちが、不思議なお通夜を過ごす本作の温かさを“遺体役”ならではの目線で語ってくれた。

 同じく同級生役を演じ、京都の劇団でも活動している佐藤は、地元・関西舞台の映画が公開されることに対して、「家族や友人は楽しみに待ってくれていますし、それこそ暫く連絡を取っていなかった高校の友達とかが、ポスター見たで!と連絡をくれたりして、本当に嬉しく思います!」と地元・関西での公開を喜んだ。

 初めての映画出演ながら、前田演じる雪子の一人息子役・あきお役を堂々たる姿で演じた阿比留は、「最初は映画出演が初めてだったから、不安で一杯だったけど、監督が“あきおイイネ”って褒めてくれていたから、嬉しくてパワーが出て撮影が上手くいったと思います」と初めての映画出演ながら、楽しかったという喜びを見せた。

 また、お盆・夏休みシーズンに先行公開される本作、劇中でも10年ぶりに旧友が再会するということで、旧友に会ったり、同窓会に行くことに対して問われると、前田は「私はあまり無いですが、この映画の中でも10年ぶりに再会して(楽しめるということは)本当に羨ましいな!」と、高良は「地元の中学校や高校の友達にも良く会いますし、地元・熊本にも良く帰るんですが、今日も茨木高校の同窓会で集まって観に来ている方たちもいらっしゃると聞いて、いいなと思いました!」と劇中さながらに、旧友と再会することの良さを語った。

 最後に、前田は「皆さん今日は本当にありがとうございました。まずは、こうして地元・茨木市の皆さんに観ていただいた後、全国でも公開してたくさんの方に観ていただけたら嬉しいなと思います。本当にありがとうございました!」と茨木から全国へ羽ばたいていく本作への期待と本日の上映会への感謝を語って、舞台挨拶は幕を閉じた。


soushikinomeijin


(オフィシャル素材提供)



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