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舞台挨拶・イベント

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『劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』
公開記念イベント

2019-06-24 更新

坂口健太郎、吉田鋼太郎、佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見、野口照夫監督、山本清史監督

劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さんhikarinootosan 配給:ギャガ
大ヒット公開中!
© 2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会
© マイディー/スクウェア・エニックス

 『劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』6月21日(金)より全国公開している。公開を記念して、W主演の坂口健太郎、吉田鋼太郎に加えて、メインキャストの佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見、そして監督2人が登壇するイベントが開催された。


 上映後の満員の会場に登壇した坂口健太郎、吉田鋼太郎、佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見、野口照夫監督、山本清史監督。坂口が「岩本アキオを演じました坂口健太郎です。嬉しいですね。この作品の話を皆さんと少しですが、共有できたらと思います」、吉田さ「お父さん役を演じました吉田鋼太郎です。この機会にこの作品を選んでいただき、ありがとうございます。この作品はとても優しい映画だと思っております。日常でいろいろ大変な中、この映画で優しい気持ちになってくれたらなと思います」、佐久間が「井出里美を演じました佐久間由衣です。公開するまでいろいろ宣伝活動を行いましたが、無事公開できまして嬉しく思います。本日はよろしくお願いいたします」、山本が「本日はお足元の悪い中ありがとうございます。短い時間ですが、楽しんでいってください」、佐藤が「吉井を演じました佐藤隆太です。お足元悪い中、ありがとうございます。楽しんで帰ってください」、財前が「足を運んでいただきありがとうございます。素敵な旦那さんと、かっこいい息子、可愛い娘と一緒に撮影できて幸せでございました」、野口監督が「ドラマ版から長くこの作品に携わってきたのですが、いろいろ大変なこともあり、頓挫するのではないかと思ったこともありましたが、今日こういった素晴らしい日を迎えることができ、嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします」、山本監督が「ついにこの日を迎えることができて嬉しく思います。よろしくお願いいたします」と挨拶をした。

 SNSで大絶賛のレビューが飛び交っており、それをチェックしているかどうかを尋ねられると、坂口が「“坂口健太郎”でもするし、“光のお父さん”でもSNSチェックしています。本当に皆なさんから温かい言葉を発信していただいているのを見て、この作品に携わっている身としては本当に嬉しいです。皆さんうまくネタバレしないで発信していただいて、作品を薦めていただいていますよね」と、吉田が「僕もエゴサーチする方で、一日5回くらいするのですが(笑)、この映画の前にあったドラマ版でお父さんを演じられた大杉 漣さんが向こう側に行ってしまわれて、SNSでは“大杉さんのイメージを壊すな”という声もあり、怯えていたのですが、“鋼太郎さんもよかった”という声が上がっているのを見て、本当によかったなと思います」と話した。

 アフレコ初挑戦に関して尋ねられた佐久間は「プロの声優の方達と一緒にやらせていただいたのですが、当てた声のキャラクターの容姿がゴリオなので、正解が分からなくて(笑)、どのようにやったらいいんだろうと思っていました。吉田さんもやられていましたよね?」と同じくゲーム内のキャラクターの声を当てた吉田に話を振ると、吉田は「そうですね。僕は容姿があの(かっこいい)役なので、自分に近いかな(笑)」と返し、会場からも笑いが巻き起こった。

 映画オリジナルのキャラクターを演じた山本は、「演技に関してアドリブだったり提案をしていた」とMCから振られると、「そんなこと言わないで、恥ずかしいから~。お二人をカメラで撮るところ、アドリブなんですよ」と明かすと会場から驚きの声と拍手が上がった。そんな山本に坂口は「妹然としてくれていたんので、とっても楽しく、いい家族を演じられましたね」と撮影を振り返ると、山本も「KYな美樹がガッと入ってくるというほうがいいのかなと思いました。自分でも考えてバカっぽくやっていたのですが、良かったです」と役作りを明かした。

 「影では女子社員からいじられていたようなこともありましたが、アドリブで現場を盛り上げていた」と役に関してMCから説明された佐藤は「(いじられていたエピソードは)わざわざ言わなくていいでしょ! アドリブは、そんなことなくて僕は全部監督の言いなりでしたよ」と話すと、つかさず野口監督から「アドリブしかしてないですよ!」とのツッコミが入った。坂口も「隆太さんとお芝居していると、真面目な顔も面白くて笑っちゃうんですよ。すごく吉井さんでしたね」と話すと、佐藤も「健太郎くんとやっていることが多かったんですけど、プレゼンが上手く行った時に喜んでいる時とか、抱きつくシーンも楽しかったですね。ただ、女子社員たちにお菓子を一本ずつ渡すシーンがすごく恥ずかしくて、それがちっちゃい男で、男としても本当に恥ずかしかったです」と恥ずかしかったシーンを振り返ると、佐久間も「みんな笑いをこらえるのに必死でしたね」と、撮影中のエピソードを明かした。

 撮影中のエピソードを尋ねられた財前は「本当にありえないくらい素敵な家族でした。一番笑ったのは、(吉田さんと)2人でカツラを被ったのが、良かったですね。さっきも坂口さん、されていたんですけど、息子の肉体自慢がすごかったです。あとはお母さんを明るめに演じてましたね」と撮影を振り返ると、山本も「お父さんと息子があまりコミュニケーション取らない感じなので、私たちのところで笑えたらな、って話してましたね。うどんに七味めっちゃかけたりした!」と話すと、吉田も「お母さんのカレーがすごく美味しくて、普段撮影で使われるご飯は食べないけど、すごく美味しくて良かったです。家庭の味が素敵でした」と岩本一家の思い出を振り返った。

 野口監督は「ポップさを失わないっていうのはありましたね。コミカルに進みながら、最後までどう繋げていくかがキーかなと思っていましたね。短い期間での撮影でしたので、えいや!と撮った感じなんですが、坂口さんとはよくお話をした気がしますね。リアルパートは静で、ゲームパートが動というところがあって。吉田さんに演技に関していろいろ言ってしまって、ぶん殴られるんじゃないかなって思いながらやっていました(笑)」と今だから話せるエピソードを明かすと、吉田も「あまり話さない役なので、監督の指示をきっちり聞こうと思ってました。喋らないのは辛いですね。僕がおしゃべりの方なので。喋らない芝居はやったことないので、なかなか大変でしたね」と大変だった撮影を振り返った。

 撮影に関して尋ねられた山本監督は「苦労しかないんですけど、とりわけ苦労したのは、ゲーム画面を事前に小道具として作らなきゃいけないんですね。お父さんの画面はこんな画面じゃなきゃいけない、アキオはもっと手慣れているからこんな画面にしなきゃいけない、とかいろいろキャラクターを考えてやっていましたね。神経を使って画面に向き合っていました」とゲームパートの撮影を振り返った。

 お気に入りのシーンを尋ねられると、「台本を読んで一番難しそうだなと思っていたのが、クライマックスのシーンでした。顔を合わせるわけではなくて、チャットを見ながらのシーンになるので、難しそうだなと思っていました。監督が、鋼太郎さんとお芝居をした後で、このクライマックスのシーンを撮るようにしてくれたんです。そのおかげで、どこかで暁の存在があったから、とってもすんなり感情が入って行きました。僕のすごく好きなシーンですね。」と坂口が話すと、野口監督もそのシーンに関して、「自分がその立場だったら難しいなと思って、普段スケジュール組み替えてもらわないんだけど、お願いしました。僕もモニターを見て普通に感動してしまいました」と振り返った。

 吉田は「とっても真面目な、本当にそうだなというコメントを健太郎がしてくれたので……、ゴルフの素振りをしながら“よ! アーノルド・パーマー!”と言うシーンにしようかなと思ったけど(笑)、やっぱり最後のシーンですかね。お父さんはアキオがマイディーだって知らないんだけど、僕は坂口健太郎がマイディーだって分かるし、1人で最後に居残りで撮影をしたのですが(笑)、それが全然苦痛じゃなかったですね」と同じく最後シーンをお気に入りのシーンとしてあげた。

 佐久間は「私も2人のクライマックスのシーン大好きなんですけど、吉田さんが最初にゲームのキャラクターの名前を何にするか悩んでいるところで、間が良かったというと上から目線なのですが、すごく良かったです」と、好きなシーンをあげると、吉田も「ありがとうございます。勉強になります(笑)」と反応し、会場からまたもや笑いが起こった。

 山本は「好きなところは最後お父さんが光に入っていくシーンが好きなんですけど、最初パンツ透けていたんですよね(笑)。でもとても好きなシーンです」と、財前は「この作品の全体のところなのですが、父と息子のコミュニケーションを幾つになっても取り戻せることもあるんだなと思って、すごくそこが素敵でしたね」と、佐藤は「暁がアキオに“フレンド申請……“と話すシーンで、照れだったり、距離感があるので、怒って相談しているように見えるのがすごく可愛らしいなと思ってて」と話すと、吉田が「あのシーンが初めてのアキオと暁のシーンだったんだよね。あのパパパっと自然にやるところで、坂口健太郎ってすごい役者だなと思ったんだよね。さすが隆太、分かっているね」と話すと、つかさず山本から「いや、佐藤さんは吉田さんのことを言っているんですよね」とツッコミが。「ここでやめとこう」と佐藤が話し、またもや会場から笑いが巻き起こった。

 野口監督は「今皆さんから出たシーンもすごく気に入っているんですけど、美樹の彼氏のライブにお父さんがいくシーンが良かった。あのシーンの一連の流れがすごい好きです」と話すと、山本監督も「僕もあのライブのシーンで、舞香さんが背中で語るシーンがあって、すごく良かったですね。打ち合わせでは、このシーンは“息子とお父さんの話”という本線に関係ないので、カットしていいのではないかと思ってたので、そのまま残して本当に良かったです」とお気に入りのシーンを振り返ると、そのシーンに出演した山本さんが「嬉しいです! 本当に吉田さんがお父さんで良かった! お父さん大好きです」と話すと、坂口から「お兄ちゃんは?」との投げかけが。そこで山本は「お兄ちゃんも好きー! お母さんも好き!」と明るく答え、「こんな感じで現場も進めていました」と坂口さんが話し、岩本一家の仲良しぶりを披露した。

 最後に吉田さんが「重複しますが、数ある映画の中からこちらを選んでいただきありがとうございました。面白いと思っていただけたのならば、他の人に勧めていただければと思います」と、坂口が「鋼太郎さんがおっしゃったように、この作品を選んでいただけ、本当に嬉しいです。劇場に入って、とても暖かかったです。友情だったり、父と子の愛情だったり、皆さんに響く映画だと思うので、ぜひ皆さんにこれから先の宣伝をしていただければと思います。ありがとうございました」と話し、大盛況のままイベントは幕を閉じた。



(オフィシャル素材提供)



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