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舞台挨拶・イベント

『ラ』完成披露上映会舞台挨拶

2019-03-17 更新

桜田 通、福田麻由子、笠松 将、ダンカン、高橋朋広監督

ラmovie-la 配給:アークエンタテインメント
4月5日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
© 2018 映画『ラ』製作委員会

 解散したバンドの再結成を軸に、波乱の衝撃的展開が待ち受ける映画『ラ』(4月5日公開)の完成披露試写会が3月14日(木)に都内で行われ、主演の桜田 通、共演の福田麻由子、笠松 将、ダンカン、そして高橋朋広監督が参加した。


 劇中バンド「LACTIC ACID」の元ボーカル・慎平役の桜田は「自分自身挑戦しなければいけない役で、軽い気持ちでは受けられないと思った。高橋監督とプロデューサーの作品に懸ける熱い気持ちを聞いて、こんな熱い人たちと試練の多そうな役を演じることができるんだと楽しみだった」とオファーを回想。

 “あるもの”と引き換えに慎平にお金をバックアップする恋人・ゆかり役の福田は「パンチの強い役で自分に務まるのか不安があったけれど、挑戦し甲斐のある役。自分の価値観を根本から変えなければとリサーチして臨みました」と熱演を報告。元バンドメンバー・黒やん役の笠松は「役名からしてちょい役なのかと思ったら、物語のキーになる役で喜んだ」と打ち明けた。

 タクシー運転手役のダンカンは、「フレディ・マーキュリーの音楽映画だと思ったけれど、タクシー運転手役でした。でも高橋監督が味わい深いシーンを作ってくれて、真剣に取り組みました」と真面目演技を予告した。商業映画監督デビューの高橋監督は「タイトルの『ラ』には始まりというニュアンスが入っている。赤ちゃんの産声がラの音と知って、言葉にできない何かがその“ラ”に含まれており、生まれた後の人生に何らかの意味があるのではないかと考えたのがきっかけ」と企画の出発点を明かした。

 本格的共演の笠松との友人役という設定に桜田は「“初めまして”で仲のいい役を演じるのはよくあることだけれど、リハーサル期間で友人として楽しい日や喧嘩した日を疑似体験して、作品の世界に飛び込むことができた。それがあったからこそ、“はじめまして”では出来なかった芝居が生まれた」と手応え十分。これに高橋監督は「事前のリハをみっちりやり、台本にない部分などを丁寧に積み重ねていった」と熱の入った準備期間が吉と出たようだった。

 またホワイトデーにちなんで「頭が真っ白になったことを」を聞かれたキャスト一同。それぞれが首をかしげる中で福田は「携帯電話を家のトイレに流してしまったことがある。クルクルと流れていくときに手を入れようか迷ったけれど……『明日仕事がないからいいか!』と取りませんでした」と照れ笑い。それに笠松は驚きつつ「今も地下のどこかにあるのかな?」と素朴な疑問を口にしていた。一方、新しく始めたことを聞かれた桜田は「2週間くらい前に立ち上げたオフィシャルサイト」というも「そこには実は秘密のページがあります。でもまだ誰も気づいていないみたいなので、この場を借りて告知します」とサプライズ発表となった。ダンカンは「自分にとって初めての音はカチンコ。いまだに新鮮な音として聞こえる」と撮影現場が愛おしそうで、「この映画の撮影現場は、みんなでいろいろな意見を言い合ってセッションしているような感じだった。桜田さんや福田さんのシーンをはたから見ていて羨ましかった」と撮影を思い返していた。

 劇中でオリジナルソング「鼓動」をバンドのボーカル・ギターとして演奏している桜田は「ライブシーンは、僕らがバンドとしてライブをやっている時間をカメラがとらえていて、それが結果的に映画になったような印象。僕らは必死に練習しました」と見どころとして挙げて、ベース担当の笠松には「初めてとは思えないくらいベースが凄い。この熱と勢いが作品に乗っていたら嬉しい」と絶賛。全国公開に向けては「演技に心から向き合ってみんなで作り上げた作品。ただ面白かったエンタメ作品として過ぎ去るのではなく、一人でも多くの人に届けたい。一人ひとりがこだわって作ったので『この映画ヤバイ!』と思ってもらえたら嬉しい」と熱弁した。

 映画『ラ』は4月5日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。



(オフィシャル素材提供)



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