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舞台挨拶・イベント

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『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』トークイベント

2019-03-15 更新

真矢ミキ×ローランド(ホスト兼実業家)

ふたりの女王 メアリーとエリザベス2queens 配給:ビターズ・エンド、パルコ
TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開中!
© 2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 本年度アカデミー賞®2部門にノミネート!!『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンと『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーというアカデミー®ノミネート女優ふたりが、激動の16世紀英国を生きるふたりの女王を演じる『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』が、本日3月15日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国公開中。

 本作の公開に先駆け、言わずと知れた元宝塚花組トップスター、大人気女優の真矢ミキと、「俺か、俺以外か。」などの名言で話題沸騰、バラエティ番組などにひっぱりだこ!今回、映画イベントには初登場となるホスト兼実業家のローランドが登壇し、トークイベントを行った。


美しき女王陛下をNo.1ホストがエスコート!

 真っ黒なドレスとタキシードに身を包んだ煌びやかなふたりが、サプライズで後方の扉より登場。ローランドが真矢ミキをエスコートしながら客席を通って登壇。本日初対面を果たしたというふたり。お互いの印象について、「母が宝塚が好きで真矢さんのファン。サインをもらってくるようリクエストを受けました」とローランド。真矢は、ローランドの輝くブロンドヘアを見て「こんな金髪を見たのはオスカル以来。身長も高くて貴族みたい! 私は名言集を見るのが好きで、ゲーテや孔子の名言集を見ていたら、ローランドさんの名言に辿り着いたんです。リアルで見られて感激です」と興奮気味に語った。


2queens

ホスト界の帝王がふたりの女王に共感した!?

 本作を見た感想として、「女性だから“女々しい”とか、男性だから“雄々しい”という言葉はいつ生まれたんだろうと考えました。結局は、今も時代をさかのぼっても全く変わっていないんですよね」と真矢。「劇中でも“女だから”というセリフがありましたが、ホストも同じ。いいことをしても1/10しか言われない。悪いことをすると10倍にして伝わる。色眼鏡で見られるんです。だからふたりの女王の苦悩や葛藤には共感しました。女性の皆さんもこれまでの経験から共感するところがたくさんあると思います」とローランド。


トップオブトップを経験したふたりから深イイ話と名言が続出!

 トップオブトップを経験したふたり。成功談を問われ、「惰性で決めた大学進学を入学初日でやめたことですね。100人が“それは間違っている”と言ったとしても、100人全員が間違っていて、俺ひとりが合っているかもしれない。俺がそれを証明しましたね。よく“人生はやるか、やらないか”といいますが、“人生はやるか、やるか”しかない」とローランドが名言を連発し、会場からは度々感嘆の声と拍手が巻き起こった。一方、宝塚歌劇団でトップをつとめてきた真矢は、「宝塚歌劇団にいた18年間のうち、15年は失敗続き。役がつかないときは、上層部に意見を文句を言ったりと、すごく尖ってましたね(笑)。でも、一つだけ誰よりも負けないことがあったんです。それは1シーン1シーンをとにかく楽しんで演じていたこと。“端で活き活きと踊っているあの人は誰?”と、だんだん気にしてもらえるようになって、それでトップへの道を駆け上ることができたのだと思います」と語った。


2queens

 本作に登場するふたりの女王について、ホストとしてこれまでに何人もの女性と接してきたローランドは、「メアリーは自然体ですごくいいと思う。このまま“ゴーイングマイウェイ”で突き進んで欲しいですね。一方、エリザベスちゃんはコンプレックスでがんじがらめになっていて、自信や勇気を持てる言葉をかけてあげたいと思いました」と語った。


ふたりの女王のたくましい生き様を見てほしい!

 人生の何に1番重きを置いているかという質問に対し、「日常の8割方は仕事に追われています。でも、何にも縛られずに、探究心を持って何事もチャレンジしたい。“生きてることに慣れていない”“今日も何か学ぶことがあるはず”と思って生きています。“女だから”とか“舞台出身だから”などの概念で縛られるのが1番苦痛に感じますね。人が自分をどう思っているのか気になる時期もありましたが、それにとらわれないように生きることが私にもできるようになってきたと思っています」と真矢が語ると、「その言葉をエリザベスちゃんに言ってあげたいですね」とローランドが語った。


2queens

 最後に、「本作は、“たくましく生きたい”とスイッチが入る映画でした。女性を取り巻く環境は今もこの時代も何ら変わっていませんが、わたしたちのDNAにも打ち込まれている、ふたりの女王のたくましい生き様を見てほしいです」と真矢が語り、大いに盛り上がったトークイベントを締めくくった。



(オフィシャル素材提供)



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