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『キャプテン・マーベル』ジャパンプレミア

2019-03-14 更新

水樹奈々、竹中直人、ミキ(昴生と亜生)

キャプテン・マーベルcaptain-marvel 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
3月15日(金) 全国公開
© Marvel Studios 2019

 映画『キャプテン・マーベル』のジャパンプレミアが都内で行われ、日本語吹き替え版を担当した水樹奈々(ブリー・ラーソン:キャプテン・マーベル)と竹中直人(ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン)がイベントに出席した。

 本作は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画で、初めて女性キャラを主人公にした作品。アベンジャーズ結成前の世界を舞台に、瀕死の重傷を負い、記憶を失いながらも“規格外の力”を得たヒーロー、キャプテン・マーベルの姿が描かれるサスペンスフルアクション。


 オーディションを受けて、キャプテン・マーベル役を手中にしたと明かした水樹は「本当に嬉しかったです」と興奮気味に語る。「ブリー・ラーソンさんと同じように、腹筋を鍛えてしっかりごはんを食べて挑みました」と笑顔でアフレコ時を振り返った。


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 ニック・フューリー役を務める竹中は「今回は30年前のニックの役なので今まで通りの声ではいけないと思った」と若き日のニック役にちょっと戸惑った様子だが「一生懸命やりました!」と充実感をにじませた。


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 当日は、本作の“異色ポイント”について語るコーナーがあり、水樹はキャラクターについて「キャプテン・マーベルは記憶を失った代償に強大な力を得ているんですが、彼女は特に心の強さがきわだっています」と話す。さらに、「彼女は迷いとか、葛藤とか、人間としての弱い部分を克服して、ヒーローとなっていくのですが、それは本当に強い人じゃないとできないことです」と役作りを振り返った。

 竹中は新たなキャラクターである猫のグースについて、自身も猫を2匹飼っているという竹中は「グースめちゃくちゃかわいいですよ。でも『!!』っていう瞬間もあるんです」とグースのキュートさにメロメロの様子。また、マーベルの単独作品としては初の女性ヒーローとなったキャプテン・マーベルについては「彼女が美しすぎてたまらない。特にほほのラインが……」と大絶賛していた。


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 この日、ゲストとして、マーベルファンを代表して、ミキの昴生(兄)と亜生が女性ヒーローの誕生を祝ったケーキとともに登場。竹中はさっそく味見して「美味しい」と相好を崩す。

 マーベル作品をすべて観ているほどの大ファンだという亜生は「(さっき楽屋で)竹中さんとお会いしてお話をさせていただいて、『うわー! ニックとしゃべってる!』と思いました」と大興奮。竹中がニックの声で「ようこそマーベルへ」と話して、さらに亜生を喜ばせた。


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 一方、昴生のほうは、マーベル作品のヒーローの中で「アイアンマンが好き。フォルムがいい」といいながらも、「演ってる人、誰?」と質問されるとどぎまぎして答えられない始末。追い込まれた昴生は、「僕はいつも弟に教えてもらっているんです。お下がりじゃなくて“お上がり”システムなんです」と開き直ってコメントし、会場に笑いを誘っていた。

 最後に水樹は「とにかくすべてが見どころです。一瞬たりとも目を離さず観て欲しい。サスペンスフル・アクション。まさかまさかのどんでん返しが待っています」と期待をあおった。竹中も「本当に最高なんですよ。ブリー・ラーソンのアクション・シーンに圧倒されます。アベンジャーズの中で一番強いんじゃないかってくらい」と熱烈アピールしてイベントは終了した。


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(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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