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舞台挨拶・イベント

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『雪の華』公開記念舞台挨拶

2019-02-03 更新

登坂広臣、中条あやみ、橋本光二郎監督

雪の華yukinohana 配給:ワーナー・ブラザース映画
大ヒット公開中!
© 2019映画「雪の華」製作委員会

 奇跡の赤いオーロラを見たい一心でフィンランドを訪れる、余命一年の美雪と100万円で1ヵ月限定の恋人になった悠輔の旅を、多くのアーティストにカバーされた中島美嘉の名曲に乗せて描く大人のラブストーリー『雪の華』。このたび、2月2日(土)に本作の公開記念舞台挨拶を開催、主演の登坂広臣、中条あやみ、そして、橋本光二郎監督が登壇した。


 本作の上映後感動し泣き出す観客がいる中、主演の登坂広臣、中条あやみ、橋本光二郎監督が登壇。割れんばかりの拍手と大歓声で迎え入れられた。

 公開初日を迎えたことについて、登坂は「去年の今頃、クランクインしてフィンランドで撮影しました。一年という時間が流れ、その間ほかの活動をしてきましたが、心の中にはずっと作品が残っていました。この作品に対する想いを皆さんにお渡しできて安心しています」と正直な感想を打ち明けた。

 中条も「一年前に撮影が始まって今日まで温めていた映画。公開されると少しさみしいです。悠輔と美雪ちゃんはいまどうしているんだろうと考えたりもしてしまいます。早速観ていただいた方から勇気が湧いたと言っていただけて、たくさんの方に影響を与えられる作品になって嬉しいです」と喜びを語った。

 さらに、橋本監督は「作品の中で一年という時間の長さは大事ですが、あの撮影から一年経ったと考えると不思議な気持ちです。皆さんに観に来ていただいて映画が完成したと思うと感慨深い。嬉しいようなさみしいような気持ちですね」と語り、多くの方に映画『雪の華』が届いていることをキャストや監督が嬉しく感じている様子が伺えた。

 フィンランドで撮影された雪の中全力で走るシーンについて聞かれると、登坂は二度「大変でした」と笑いながら答え、監督、中条、会場から笑いが起こる中、登坂は続けて「東京でも走ったのですが、フィンランドでは足場も悪く寒い中ずっと走っていました。雪の中、カットが聞こえなくてずっと走り続けていましたね。もういいだろうと思って振り返ったら、だいぶ前にカットがかかっていたようで、スタッフの方が追いかけてきました」と話すと、中条がにっこりしながら「監督の声が小さいから」とかわいく突っ込み、橋本監督もたじたじに。

 とにかく走るシーンが多かった悠輔の演出について橋本監督は「趣味ですね」と言うというと、登坂がすかさず「悪趣味ですね」と割って入るも、橋本監督は「観客として映画を観るとき、人間が何かを求めて激しく動く姿は心をとても揺り動かすと思います。物語前半は美雪から近づくことが多かったのですが、悠輔が美雪に向かっていくベクトルを描かなければと思いました」と悠輔の気持ちの変化を走るシーンで表現したと明かした。

 劇中で“赤いオーロラを見ると奇跡が起きる”と言われていることにちなみ、「縁起を担ぐために普段意識していることは?」という質問に対しては、登坂が「靴を左足から履くことですね、ライブの時も左足から靴を履いていることに気づいて、右足から履いてみると少し気持ち悪くて履き直しました」とエピソードを披露。

 次に中条が「毎年初詣にいくというジンクスかな」と言うと、登坂が「もっとオリジナルなやつはないの」と突っ込み一同爆笑。中条は、「初詣に行ってもおみくじは絶対ひかないっていうのはどう? 悪いのが出たときに引きずるから」との回答に、登坂が「かわいい」と言うと会場からは歓声が上がった。

 続けて平成最後にしたいこと、という投げかけに対しては、登坂が「スカイダイビング」と宣言。中条が「じゃあ『雪の華』と叫びながらやってください」とお願いすると、登坂が「ヒットするならそれくらいやりますけど」と男らしく言い放ち会場は大盛り上がり。中条も「スカイダイビングがやりたい」と言い、流れを汲んだ監督も「スカイダイビング」というと爆笑が。最後は「三人で飛びましょうね、手をつないでね」と言いヒット祈願で飛ぶ可能性を漂わせた。

 そして中条が、質問に答えていると、登坂が無言で降壇! 急な出来事に観客からもどよめきが起こり、一同騒然とする中で、焦って場をつなごうとする中条。

 すると突然「誕生日おめでとう!」と花束を持った登坂が、颯爽と舞台上に再登場。2月4日が誕生日である中条をお祝いするために登坂と橋本監督がサプライズをしたことが分かり、会場はこの日一番の盛り上がりとなった。花束を受け取った中条は、「え! いま! びっくりした! ありがとうございます。本当に焦った。体調悪くなって出てっちゃったのかなと思い、この場をどうしようかなって思った」と大変戸惑いつつも嬉しそうに語った。登坂が「朝早起きして橋本監督と打ち合わせしました」といい、中条は感謝するとともに、昨年の映画撮影中でも同じようにお祝いしてくれたことを明かした。登坂は「昨年は撮影の横の部屋で待機して、監督がカットかけた後にケーキもっていきました。勇気を出して派手なサングラスをかけてケーキを出しても、(中条には)さらっとありがとうと言われた」と照れ臭そうに語った。」中条は「ハッピーバースデーの曲を生まれて一番いい声で歌ってくれて」と懐かしそうに思い出を振り返っていた。

 中条へもう一つのサプライズとして、本作の音楽を担当している葉加瀬太郎からのハッピーバースデーメッセージが届けられ、ヴァイオリンとピアノ演奏で「Happy Birthday」をプレゼント。葉加瀬による素敵な音色は中条だけではなく観客も優しく包み込み、温かい拍手が巻き起こった。葉加瀬からのサプライズに中条は「ありがとうございます。すごい。豪華。まさか過ぎてびっくりしました、一生忘れられない誕生日」とコメント。

 登坂は劇中の音楽を担当した葉加瀬について、「葉加瀬さんが担当されると聞いていて、撮影しながらここにどんな音楽が加わっていくのだろうと考えたりしていました。気持ちを増幅させてくれる素敵な音楽を葉加瀬さんが作ってくれて、想いをより大きくさせてくれたり、せつないときは胸が締め付けられるくらいせつなくなりました」と感謝を示した。

 最後に中条は、「この映画は、2人の悠輔と美雪の話ですが、家族のお話でもあります。映画の美雪のように、お父さんやお母さん、兄弟など自分の大切な人を抱きしめてあげてください」と語り『雪の華』への想いを語り、つづけて登坂も「作品からいろいろと受け取って、持って帰ってくれればと思います。この作品に参加し、個人的にもいろいろな想いがあります。この作品に長く携わって最後にクランクアップしたときに涙しているスタッフがいらっしゃって、そういう作品なんだなと思いました。スタッフ一同、演者一同の愛をみなさまに感じていただければ」と話し舞台挨拶を締めくくった。



(オフィシャル素材提供)



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