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作品紹介

トップページ > 作品紹介 記者たち~衝撃と畏怖の真実~

2019-02-02 更新

英題:SHOCK AND AWE
記者たち~衝撃と畏怖の真実~reporters
© 2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

イントロダクション

 SNS上に出所不明の悪質なデマが飛び交い、世界最大の権力者たるアメリカ合衆国大統領が都合の悪いメディアの報道を“フェイクニュース”などと公然とこき下ろす昨今。これほどまでに世の中に嘘が蔓延し、真実というものが不確かになってしまった時代がかつてあっただろうか。

 ところがアメリカでは過激な言動で物議を醸すドナルド・トランプ大統領の誕生よりも10年以上前に、政府が自国民と世界中を欺く巨大な嘘をついていた。「イラクのサダム・フセインは大量破壊兵器を保有している」。これが2003年におけるイラク戦争の開戦理由のひとつだったが、のちに大量破壊兵器は見つからず戦争の大義が失われ、情報の捏造だと明らかになった。しかも当時、大手メディアは軒並みこのジョージ・W・ブッシュ政権下の嘘に迎合し、権力の暴走を押しとどめる機能を果たせなかった。ただし、たったひとつの新聞社を除いては……。イラク侵攻の軍事作戦名“衝撃と畏怖<いふ>”を題名に掲げた本作は、世に真実を伝えることに並々ならぬ執念を燃やした記者たちの知られざる実話の映画化である。

 本作は、ハリウッドで華々しいキャリアを築き上げてきたロブ・ライナー監督の新たな挑戦でもある。『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』『最高の人生の見つけ方』など幾多の大ヒット作で知られるハリウッドの名匠が、リンドン・B・ジョンソン大統領の伝記映画『LBJ ケネディの意志を継いだ男』を経て、本格的な社会派ドラマを完成させた。監督、製作のみならずワシントン支局長役を自ら演じ、2003年のイラク戦争開戦時から構想していたという念願の企画を実現させた。記者たちのストーリーと並行して語られる、ある若き黒人兵士の悲痛なドラマにも、ライナー監督の深い思い入れがこめられている。

 ライナー監督のもとに結集したキャストの豪華さも特筆ものだ。『スリー・ビルボード』の名演技でアカデミー賞®助演男優賞にノミネートされたウディ・ハレルソン、『X-MEN』シリーズやTV ドラマ「ウエストワールド」のジェームズ・マースデン、唯一無二の重厚な存在感を誇る名優トミー・リー・ジョーンズが、ナイト・リッダーの個性豊かな記者たちを熱演。さらに美しさと聡明さを兼ね備えたスター女優ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジェシカ・ビールが、記者たちのプライベートを描いたパートに登場し、極上のアンサンブル・ドラマに厚みを与えている。


ストーリー

 2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領はサダム・フセイン政権を倒壊させようと「大量破壊兵器の保持」を理由にイラク侵攻に踏み切ることを宣言。イラク戦争が始まろうとしていた。

 アメリカ中の記者たちが大統領の発言を信じ報道するなか、新聞社ナイト・リッダーの記者であるジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)とウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)はその発言に疑いを持ち真実を報道するべく、情報元を掘り下げていく――。


(2017年、アメリカ、上映時間:91分)

キャスト&スタッフ

監督:ロブ・ライナー
出演:ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、ジェシカ・ビール、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ロブ・ライナー、トミー・リー・ジョーンズほか

配給
ツイン
3月29日(金)より TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

オフィシャル・サイト
http://reporters-movie.jp (外部サイト)



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