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舞台挨拶・イベント

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『九月の恋と出会うまで』公開記念舞台挨拶

2019-03-03 更新

高橋一生、川口春奈、山口 透監督

九月の恋と出会うまでkugatsunokoimovie 配給:ワーナー・ブラザース映画
大ヒット公開中!
© 松尾由美/双葉社 © 2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会

 “書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説”第1位に輝いた松尾由美による同名小説を映画化。高橋一生×川口春奈の実力派俳優W主演が贈る、時空を超える切ないウソと一途な想いに涙する、映画『九月の恋と出会うまで』が3月1日(金)に遂に公開となった。この度、公開から一夜明けた3月2日(土)に本作の公開を記念した舞台挨拶が開催され、W主演の高橋一生と川口春奈、山本 透監督が登壇した。


 MCから初日を迎えた気持ちを聞かれた高橋は「昨日の時点でソワソワしていました。今こうして、皆さんのお顔を拝見すると面白かったと思ってくれたのかなと思います」とコメント。川口も「1年間本当にあっという間で、やっと観ていただけるという喜びがあります!」と公開を迎えた喜びを語った。また、MCから劇中で一番好きなシーンについて聞かれると、高橋は「2人で“ケチケチ”言っているシーンが好きです。監督にできるかぎり“ケチケチ”言い続けてくださいと言われて、ケチという同じ単語でもいろいろな意味が感じ取れて、2人の距離が縮まっていく感じが好きです」と説明し、川口は「志織を看病してくれる、平野のぎこちない感じが好きです。冷却シートを貼る時に前髪を挟まないようにして、気を使っている感じが良いですよね。キュンとくるし、彼の人柄が見えるので好きです」とコメント。それに対し監督は「貼る前の平野の“失礼します“は、アドリブなんですよ。とても可愛いセリフだったので、仕上げで音を上げました」と制作秘話を語った。

 ここで、本作のクランクインがちょうど1年前の3月2日だったということで、特別にクランクイン初日に撮られた、平野がタイム・パラドックスを志織に説明するシーンのメイキング映像が上映された。懐かしそうに映像を見つめる3人にクランクインの日の思い出を聞くと監督は、「一生くんの方から、たくさんのアイデアをいただいて、元々この説明のシーンは、CGなどで補足しようと思っていたのですが、素晴らしい説明だったので、余計なことは必要ないと思い全てなくしました」と高橋を絶賛すると、高橋は、「映画を観て、説明が分かりにくかったら、Blue-rayとかで変わっていると思います(笑)」と照れた様子で会場を沸かせた。


kugatsunokoimovie

 MCからお互いの役で好きなところについて聞かれると、川口は「私は、平野を尾行しているシーンが多かったので、彼の普段の抜けている、変わっている、可愛らしい一面がたくさん見えて、可愛いなと思いました。寝癖にもキュンとしました」と答えると、高橋は「僕は逆に、撮影では平野を尾行してくれている志織を見ていられたので、“未来からの声に”従って、こんなにしてくれるなんて、なんて真っ直ぐで良い人なんだ、と思って見ていました」と答え、と照れくさそうにお互いを褒め合った。

 続いてMCから、本作の原作は“書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説”第1位に輝いているが、“もう一度観たい映画“として、より楽しめるポイントを聞かれると監督は、「本作は、小道具にもすごくこだわっていて、例えば志織のスマホケースには、ラベンダーの押し花が入っていて、『時をかける少女』のオマージュになっています。後、ミッキー・カーチスさんが劇中読んでいる小説が、『マグカップ一杯分の奇跡』という本で、これは、原作小説の最初の1ページ目に出てくるセリフになっています。ミッキーさんは、実はこの物語を全部知っている、というのを込めています」と驚きの裏設定も語った。

 そして、このイベントで作品のプロモーションも一区切りということもあり、お互い“最後にこれだけは言っておきたいこと”を聞かれた高橋は「監督も川口さんも、また仕事をやっていく以上は、交差する時があるでしょうし、また違った役でフレッシュにお芝居ができたらと思います。後は、撮影中、唇がとても荒れてしまっていて、にも関わらず川口さんが大好きだという辛い食べ物をくれるので、キツかったということだけです」とコメントすると会場は笑いに包まれた。川口は、「撮影から1年たって、撮影期間も含めてプロモーションでも本当に高橋さんには感謝していて、大人の余裕で、私を包み込んでくださったので、“本当にありがとうございます”というのを伝えたいです。そして、またご一緒できるように頑張りたいです」と最後まで仲のいい掛け合いを披露した。


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 最後に川口は、「やっと公開を迎えられて、すごく嬉しいです。一度だけではなく、何度も大切な人とこの映画を観て、ほっこりしてくれたら嬉しいです」とコメント。高橋は、「“また恋がしたくなりました!“と監督に多くの人からメッセージが届いているようで、それが一番良いことなんじゃないかと思います。人が誰かを想って恋をすることって、とても勇気がいることなので、それの後押しになるような作品になっていれば、本当にこの作品をやらせていただいて良かったと思います」と締めくくり、イベントは幕をとじた。



(オフィシャル素材提供)



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