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舞台挨拶・イベント

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『ある船頭の話』完成披露試写会

2019-08-22 更新

柄本 明、川島鈴遥、村上虹郎、オダギリジョー監督

ある船頭の話aru-sendou 配給:キノフィルムズ/木下グループ
9月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開
© 2019「ある船頭の話」製作委員会

 オダギリジョー長編初監督作品『ある船頭の話』が9月13日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開となる。

 明治と大正のはざま。文明の波がひたひたと押し寄せ、時代の移り変わりに直面した山あいの村を舞台に、「本当に人間らしい生き方とは何か」を世に問う問題作が完成した。この度、公開に先駆けて完成披露試写会がFSスペース汐留にて行われ、主演の柄本 明、川島鈴遥、村上虹郎、そして長編初監督を務めたオダギリジョーが舞台挨拶に登壇した。


ひと言挨拶

柄本 明: たくさんのお客様、ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

川島鈴遥: 初めまして。撮影中は演じることに精いっぱいで、こんなかたちで素敵な先輩たちとお客様の前で舞台挨拶に立てて嬉しいです。

村上虹郎: (川島の挨拶に触れ)「初めまして」っていいですね。今日はよろしくお願いします。

オダギリジョー監督: 普段は俳優として舞台挨拶に立つことが多いので、監督として立つことにすごく緊張しています。今日初めて一般の観客に観ていただく機会でもあるので、どういう反応があるのか不安ですが、いい部分だけを周りの方にお伝えいただければと思います(笑)。


トークセッション

 映画のポスタービジュアルにあわせて、登壇者全員が赤と黒の衣装で登場。そのことに触れて柄本は「偶然ですか?」と会場の笑いを誘った。

 船頭・トイチを演じたことについて柄本は、「撮影現場が過酷でしたね。監督の思い通りの場所だと思うのですが、朝から晩まで舟を漕いで大変でしたね。舟を漕ぐのは上手くなったのですが、川の流れが強く牽引してもらわないと進めないことがあった」と撮影を振り返った。

 オダギリ組の撮影について川島は、「撮影がほとんどテスト撮影なしで進んでいたのですが、私には初めての経験でした」と回顧。柄本の印象について「柄本さんは後姿が印象的。背中から寂しさや孤独感を感じられて、やっぱりすごい方なんだなと思いました」と答え、間髪入れず「ありがとうございます!」と柄本。会場の笑いを誘っていた。

 また、柄本との共演について村上は、「現場では過酷すぎて、何かを喋った記憶があまりない」と現場の過酷さをあらためて語り、柄本は「しゃべんないよ、あっついんだもん!」とツッコミを入れた。

 今回のキャスティングについてオダギリは、「ちゃんと事務所を通したと思います」と冗談交じりに語った後、「自分の好きな方々に集まっていただきました」とこれまでの俳優としての経験からキャスティングしたことを語った。続けて、世界的なスタッフが集まったことについては「クリス(クリストファー・ドイル)は僕らが気づかないような日本の美しい風景をカメラに収めてくれた。先ほど川島さんが言っていたテスト撮影をしないというのは、クリスの考えなんです」と世界的撮影監督であるクリストファー・ドイルの撮影スタイルについて語った。衣装デザインを務めたワダエミについては「日本の宝のような方。いろいろな生地を持ってきて衣装を考えてくれて、この作品をすごく大切にしてくれた」と感謝の意を述べた。

 第76回ヴェネチア国際映画祭のヴェニス・デイズ部門に正式出品が決定したことについてオダギリは「身が引き締まります。自分も俳優として何度も参加させていただいた映画祭でもありますし、イタリアの監督協会が選んでくれている部門というのがまず嬉しい。商業性やエンターテインメント性ではなく、作家性を重視する部門なので。俳優オダギリジョーというフィルターがない形で評価してもらえたことも本当に嬉しいです」と選出されたことへの喜びを語った。

 続けて柄本は、「大変に光栄なことだと思っています。二度目の参加なのですが、この日本的な作品が海外の方にどのように伝わるのか楽しみ」と語った。


最後の挨拶

村上虹郎: 僕も尊敬している先輩の方々やスタッフが集まり、何より柄本先生がこんなにも長く(出ずっぱりで)出演している作品は本当に贅沢な時間だと思います。オダギリ監督が映し出した世界をお楽しみください。

川島鈴遥: 素晴らしいキャスト、スタッフ、そしてこの作品に携わった皆さんの想いがスクリーンを通して伝わったらいいなと思います。。

柄本 明: 今の日本映画の主流からは割と逆行した映画と思うのですが、普遍的な大きなテーマがある作品に仕上がっています。

オダギリジョー監督: 画づくりには徹底してこだわり、音の配置も細かくやっているので、劇場で観ないとこの映画の良さは伝わらないと思う。挑戦的なことをたくさんやっていて、今の日本映画を観なれている人には観づらい作品かもしれない。でもそこに挑戦したかったという思いがあり、さらにそれを面白がってくれるスタッフが集まった。いろいろなタイプの映画があるべきだと思いますので、この作品で何かを感じ取ってくれたら嬉しいです。


aru-sendou


(オフィシャル素材提供)



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