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舞台挨拶・イベント

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『チワワちゃん』公開直前パーティー

2019-01-15 更新

門脇 麦、成田 凌、寛 一郎、吉田志織、二宮健監督

チワワちゃんchiwawa 配給:KADOKAWA
1月18日(金) 全国ロードショー!
© 2019『チワワちゃん』製作委員会

 「ヘルタースケルター」や「リバーズ・エッジ」など、80年代~90年代にかけて時代を代表する多くの人気作を手掛け、今なお熱狂的な支持を受ける漫画家・岡崎京子が1994年に発表した「チワワちゃん」。時代を超えて愛される傑作青春物語が、若手実力派キャストと弱冠27歳の新鋭・二宮 健監督により新たな青春のバイブルとして映画『チワワちゃん』として1月18日(金)に公開となる。公開に先駆けて、1月14日(月・祝)に品川プリンスホテル Club e X(クラブ エックス)にて、公開直前パーティーが開催され、主演の門脇 麦をはじめ、成田 凌、寛 一郎、吉田志織、二宮健監督が登壇した。


 イベントは主題歌を担当したHave a Nice Day!(ハバナイ!)によるライブでスタート。「マーベラス」、「ファウスト」、「blood on the moshpit」、「フォーエバーヤング」、「わたしを離さないで」、そして最後は本作の主題歌である「僕らの時代」を披露。キャストと監督は主題歌が演奏される中、ステージに登壇した。

 冒頭のハバナイ!のライブの感想を聞かれた門脇は「初めて初号で本編を観て最後に曲が流れた時に、なんてピッタリなんだろうと思いました。エンドロールで皆の写真と一緒に曲が流れるんですけど、シンクロし過ぎていてシビれまして。今ライブを聞きながらその時のことを思い出していました」と楽曲への想いを語った。監督も「今回の主題歌が決まるまでにいろいろな物語があって、今日初めて生で聞けるのを楽しみにしていたんですが、(主題歌演奏時に登場する演出だったため)舞台裏でした(笑)。素敵な巡り会わせでこの映画とハバナイさんの楽曲と出会えたことを本当に嬉しく思います。皆さんも映画を観ていただけると、その意味が分かると思います」と主題歌と楽曲のシナジーについて熱く語った。

 MCからクラブやナイトプールで遊ぶシーンが多く登場する本作。撮影現場について聞かれた成田が「現場に行かないと監督が何を言ってくるのか分からない、という現場でした」と話し始めると、門脇も成田に続いて「基本的に踊るシーンとかは現場にずっと音楽がかかっていて、監督は現場で拡声器を持って、【皆一緒に飛ぶ!】とか【はい! チューする! ハグする!】とか指示を出していたんです」と監督の演出方法を暴露。これについて監督は、「初日に成田くんと吉田さんは、この現場でいっぱいチューすることは目に見えていたので、一番初めのチューのシーンの時に【じゃあ、“試しチュー”してみようか!】とか言っていましたね」と監督ならではの演出の狙いを語った。

 他にも夜中2時まで遊びのシーンを撮影した日については、キャスト全員口々に「遊び倒すのって大変」とコメントし、監督が「楽しいシーンなんだから、楽しそうに語ってよ(笑)」とツッコミを入れる場面も。そんな中、遊びのシーンを撮る中でチワワ役の吉田が一番大変だったと門脇が語ると、吉田は「チワワとしてやっていったので心から楽しかったんですけど、毎日体に一つひとつ痣が増えていって(笑)。でもそれが良い経験だったなと思います」とチワワを演じた日々を楽しそうに語った。そんな吉田に対して門脇、成田は口を揃えて、現場を重ねるごとに吉田の姿が原作の表紙に描かれている“チワワちゃん”に似てきたと褒めると、吉田は「今初めて言われました。すごい嬉しいです」とはにかんだ。

 MCから、監督から見た吉田の変化について聞かれると、「とても時間をかけながら“チワワ”を作っていったんですけど、途中から自分のことを“チワワ”って言うようになって、現場でもBluetoothのイヤホンとレッドブル持って走りまわって。ちょっと疲れている時も音楽を聴いて走り回ったら“チワワ”に戻っていましたね」と役を完全に自分のものとしていた現場での吉田の様子を語った。

 また当日が成人の日であり、本作も《大人になる》ことを描いた作品ということで、《大人になったな》と感じる瞬間について聞かれた門脇は「未成年の時に必要だった親の同意書が20歳になって無くなったというのが、自由を掴んだんだなというのと、自分の手で道を切り開かなきゃなと思いましたね」とコメント。それを聞いた成田は「門脇さんは本当にとっても大人ですね。一緒にバラエティ番組に出て変なことをしちゃっても順序立てて説明してくれたり、本当助かりました」と、門脇の《大人エピソード》を披露。成田自身の“大人になったな”と思う瞬間については、【お金を下ろそうと思う時】だそうで、「学生の時は下ろそうにも下ろすお金がなかったので、今下ろそうと思った時お金があるのって、(仕事)頑張ろうって思いますよね」と笑いながら答えた。寛 一郎は「下らないことなんですけど、最近身長が止まったんですよね(笑)」とコメントした。吉田は「時間が速く過ぎるなって感じたのと、立ち上がる時に【よいしょ】と言ってるらしくて(笑)。大人になったなぁと思いますね」と語り、会場の笑いを誘った。監督は「今までの現場では自分が年下だったんですけど、今回はキャストが年下だったので、この作品を通して大人になりました」と語った。

 イベントの最後に、シャンパンタワーへキャストと監督によりシャンパンが注ぎ込まれ、本作の大ヒット祈願を実施。最後に門脇が「青春映画っていうとキラキラした輝きがある一方で、終わってしまう切なさや儚さがあると思います。この作品はその両方が同居している青春映画になっています。若いエネルギーが凝縮されていますので、皆様と一緒に盛り上げていけたらなと思います」と挨拶し、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。


chiwawa


(オフィシャル素材提供)



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