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舞台挨拶・イベント

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映画『新聞記者』完成披露上映会

2019-06-06 更新

松坂桃李、シム・ウンギョン、高橋和也、北村有起哉、田中哲司、藤井道人監督

新聞記者shimbunkisha 配給:スターサンズ イオンエンターテイメント
6月28日(金) 新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国公開
© 2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

 映画『新聞記者』の完成披露上映会が都内で行われ、舞台挨拶に松坂桃李、シム・ウンギョン、高橋和也、北村有起哉、田中哲司と藤井道人監督が登壇した。


 本作の原案は、東京新聞(中日新聞東京本社)の望月衣塑子記者の著書。韓国の演技派女優シム・ウンギョンと日本の旬な俳優・松坂桃李がダブル主演を務める権力とメディアの裏側を描くサスペンス・エンタテインメント。 政権を揺るがす事実をめぐり、官邸と真相を追う女性新聞記者(シム)がせめぎ合う社会派サスペンス。

 『怪しい彼女』など、韓国で多くの話題作に出演するシムは日本映画デビュー作となる。シムは通訳と共に登壇したものの、終始日本語で対応し、松坂ら共演者は感心しきりだった。

 医療系大学新設計画に関する極秘情報を追う女性記者・吉岡エリカ役を務めたシムは、「自分が持っている集中力を全部出して頑張りました。貴重な体験ができて、自分の芝居も成長できたと思います」と日本語で挨拶。


shimbunkisha

 内閣情報調査室のエリート官僚・杉原役を務めた松坂は「結構ズシンとくるシーンが多くて、メンタルの上げ下げが難しかった。どういう作品か、言い表す言葉がなかなか見つからない。こんな経験は初めてです」とコメントした。


shimbunkisha

 当日は、女性新聞記者を務めたシムが、役にちなんでキャストらにインタビュー形式で質問するコーナーが設けられており、「セリフはどうやって覚えますか?」と尋ねられた松坂は「焼肉を焼きながらとか、家でも何かしながら……」と意外な回答で周りを驚かせた。


shimbunkisha

 また、シムから「最近泣いたことはありますか?」と質問された松坂は「めったに泣かないんです。先日肘を思い切りぶつけて思わず涙が出たとか……」と期待外れの答えを出し、北村から「映画とか観ても泣かないの?」と聞かれても「泣いたことないですね……。感動はするけれど涙腺が緩むことはないです」と答え不思議がられていた。

 さらに、シムから「休日はどんな過ごし方をしていますか」という質問があり、松坂は「ダラダラ―っと、ずーっとテレビを見ています」とインドアな休日を過ごしていることを告白。「缶ビールとか、早いうちか飲み始めますね」(北村)。「古いレコード盤が好きで、聴いています」(高橋)。監督は映画館で映画を一気観しているそうで、田中は「育児です」と答えていた。

 日本語ペラペラのシムは、松坂から「好きな日本語は?」と聞かれると、「ナウい」と答え、日本ではすでに時代遅れの言葉に会場は大爆笑だった。


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 藤井監督は「題材も含めて、ハードな撮影だったので、シムさんと松坂さんをはじめ、いろんな皆さんの協力があって完成しました」と感無量な様子。さらに、「ご覧になった皆さんが、どんな感想をお持ちになるか楽しみです」と語った。キャスト陣は「今までたくさん演じた悪役の集大成だと思う」(田中)、「ワクワク感があった」(北村)、「勇気がある映画だと思うし、こちらも覚悟を決めて参加しなければと思った」(高橋)とコメントして観客の期待をあおっていた。


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(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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