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作品紹介

トップページ > 作品紹介 ここは退屈迎えに来て

2018-10-12 更新


ここは退屈迎えに来てtaikutsu
© 2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会

イントロダクション

 詩的なタイトルが鮮烈な印象を残す、山内マリコが2012年に発表した処女小説が遂に映画化。2004年の高校時代から2013年までの時間軸の上で、みんなの憧れの的だった「椎名くん」を柱にキャラクターを交差させながら描く、痛く切ない群像劇が誕生した。

 27歳の「私」は、何者かになりたくて東京に出たけれど、10年が経ち、なんとなく実家に戻った。高校時代に仲が良かったサツキちゃんと、当時みんなの憧れの的だった椎名に会いに行くことに。一方、地元に残った「あたし」は元カレの椎名のことが忘れられずに苦しんでいる。

 「私」を橋本 愛が、「あたし」を門脇 麦が、二人を魅了した掴みどころのない椎名くんを進境著しい成田 凌が演じる。そして、物語において吟遊詩人のような言葉を紡ぐ新保を演じるのは渡辺大知。岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜ら注目の若手女優が廣木組に初参加するほか、『彼女の人生は間違いじゃない』の主演女優・瀧内公美、役者としても評価の高いマキタスポーツ、名バイプレイヤーの村上 淳といった面々が脇を固めている。

 メガホンをとったのは『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で感動の人間模様を描いた名手・廣木隆一。10代の恋愛ものを手がけることも多い近年において、群像劇のなかに女性の繊細な心理描写とたくましさを文学的に描写するという鮮やかな手腕が光る本作は、廣木監督にとって原点回帰であり新境地を切り開く意欲作となった。

 主題歌とサウンドトラックは、登場人物世代を代表するバンド、フジファブリックが書き下ろした。劇中、意外な形で流れる彼らの初期の名曲「茜色の夕日」が、それぞれにやり場のない思いを抱える人々をエモーショナルに染め上げる。


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ストーリー

 マスコミ業界を志望して上京したものの、10年後地元に戻ってきた27歳の「私」(橋本 愛)。実家に住みながらフリーライターとしてタウン誌で記事を書いている冴えない日々。

 高校時代に仲の良かった友達サツキ(柳ゆり菜)と久々に会った勢いで、男女を問わず皆の中心にいた憧れの椎名くん(成田 凌)に連絡し、会いに行くことに。道中、「私」の中に椎名くんとの高校時代の忘れられない思い出が蘇る――。

 元カレ「椎名」を忘れられないまま地元でフリーターとして暮らす「あたし」(門脇 麦)。元カレの友達と腐れ縁のような関係を続けているけれど、心は彼といたときの青春の輝かしい記憶に今もとらわれている――。


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(2018年、日本、上映時間:98分)

キャスト&スタッフ

原作:山内マリコ「ここは退屈迎えに来て」幻冬舎文庫
監督:廣木隆一
脚本:櫻井智也
制作プロダクション:ダブ
出演::橋本 愛、門脇 麦、成田 凌、渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜、亀田侑樹、瀧内公美、片山友希、木崎絹子、マキタスポーツ、村上 淳ほか

配給
KADOKAWA
10月19日(金) 全国公開

オフィシャル・サイト
http://taikutsu.jp/ (外部サイト)


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