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舞台挨拶・イベント

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『斬、』初日舞台挨拶

2018-11-25 更新

池松壮亮、蒼井 優、中村達也、前田隆成、塚本晋也監督

斬、zan 配給:新日本映画社
11月24日(土)よりユーロスペースほか全国公開
© SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

 11月24日(土)に塚本晋也最新作『斬、』がユーロスペースほか全国公開した。第75回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門にアジアで唯一選出され、その後トロント国際映画祭、釜山国際映画祭など名だたる映画祭に出品し、第51回シッチェス・カタロニア国際映画祭では最優秀音楽賞も受賞した。世界を席巻した本作が本日公開し、塚本晋也監督ほか主要キャストが初日舞台挨拶に登壇した。


 上映後の熱気冷めやらぬ場内にキャストが大きな拍手で迎えられ、監督、脚本、撮影、編集、製作、出演を務めた塚本監督がまず挨拶し、「去年の春からかなり短期間で準備、撮影と駆け抜けまして、濃密な日々でした」と本作を改めて振り返った。

 そして今回、本格的な映画共演は意外にも初となった池松と蒼井は互いについて、池松は「よく会う人だったけど、しっかりと向き合ったのは多分初めて。蒼井さんは、みんなが映画にきちんと向かえるような空気を作ってくれる。ものすごく自由なせめぎ合いができた」と絶大な信頼を寄せ、蒼井は「(池松が)12歳の時からなんとなく現場で会う感じだったけど、今回ちゃんと組んでみて、その頃と印象が変わらない。いまのまま小さくなった感じで、あまり笑わない子供だった」と会場の笑いを誘いつつも、「本当に頼もしかった。池松君がいる日本映画界っていいなと思った」と池松の存在感を称えた。

 一方、塚本監督の『バレット・バレエ』から本作が塚本作品3作目の出演となる中村は、「昔から『野火』や時代劇を撮りたいという話は聞いていたが、『バレット・バレエ』以降『野火』まで10年くらい声をかけられなかった。本当に今回も呼ばれてよかった」と安堵感を吐露。

 また、冒頭で「はじめまして、本日は遠いところからありがとうございます!」と挨拶し、塚本から「一番遠いの君でしょ!」とツッコまれていた本作が映画デビューとなる前田は、「役がとにかく欲しくて、大阪から東京へオーディションを受けに行った。(役をもらえて)本当に嬉しかった」と喜びを露わにした。

 更に、塚本が池松を想定して時代劇を考えていた際、偶然にも池松のほうから塚本監督とぜひご一緒したいと連絡があり、一気に製作が動き出したという経緯がある本作。池松は「(受け取った)脚本を新幹線で読んで小躍りしました。一本の刀のように洗練されていて、本当に素晴らしくシンプルで強度があって、絶対にやらなければいけない、自分でやりたいと思った。この映画が吐き出すエネルギーと自分がマッチした」とまるで役に巡り合ったのが運命のように語った。

 塚本は「戦後70年を過ぎ、『野火』を制作して寄せられた共感に少しホッとしたが、それでも時代は変わらず、そこに大きな不安と危機感を持った。その悲鳴のような気持ちと、20年前から考えていた“一本の刀を過剰に見つめる浪人”という一行がバチっと合致した。池松さんが江戸時代にいることで、遠い昔の話ではなく、今現在のこととして、今の時代をリアルに照らし返してくれるだろうと思って作りました。蒼井さんはプロットができた時にお願いしましたが、恐る恐るでも躊躇せずにオファーしたら即返事をいただけて、現場では二人の集中力と強力な協力で3週間で撮影を進められました。中村さんにはかなり前から時代劇を撮るならお願いしたいと思っていましたし、前田くんは池松さんより弟に見えるのと、やんちゃな感じがピッタリでお願いしました。とにかく、なによりこの方々の演技のセッションが素晴らしいです!」と力強い締めの挨拶とした。



(オフィシャル素材提供)




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