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舞台挨拶・イベント

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『泣き虫しょったんの奇跡』
ヒット祈願&会見イベント

2018-04-12 更新

松田龍平、野田洋次郎(RADWIMPS)、豊田利晃監督、瀬川晶司五段(原作者)

泣き虫しょったんの奇跡shottan

配給:東京テアトル
2018年秋 全国ロードショー
© 2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 © 瀬川晶司/講談社

 映画『泣き虫しょったんの奇跡』(18年秋公開)のヒット祈願イベントが鳩森八幡神社にて行われ、主演を務める松田龍平と、共演のRADWIMPS・野田洋次郎、メガホンを取った豊田利晃監督と原作者である瀬川晶司五段がイベントに臨んだ。


 本作は、サラリーマンからプロ棋士になったという異色の経歴を持つ瀬川晶司の自伝的小説を映画化。1度は将棋の道を諦め、サラリーマンとなった“しょったん”こと晶司(松田)が、再びプロ棋士を目指すさまが描かれる。

 鳩森八幡神社、将棋堂の前に4人が登場し、約15分ほどの祈祷を捧げ、作品のヒットを祈願した。撮影は2017年8月中旬~10月初旬に行われており、作品はすでに完成している。豊田監督と松田とのコラボは『青い春』(02)以来16年振りとなる。


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 主演を務める松田は「素晴らしい映画になったと思います。将棋の神様にヒット祈願をしたので、ほほ笑んでくれたらいいなと思います」と挨拶。


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 松田は、作品について「瀬川さんの半生に自分と繋がる部分を感じて、いろいろさらけ出し、隠すことなくやらせてもらった。結構きつかったけど、面白かった」と撮影の感想を語った。現場では瀬川五段が将棋の指導を担当し、キャスト陣は、撮影の合間もずっと将棋を指していたという。

 9歳から17歳まで奨励会に所属し、プロ棋士を目指していたという経歴を持つ豊田監督は「僕は挫折を経験して、将棋を憎んでしまった人間です。でも、原作読んだ時に憎しみが消えて、“こういう生き方もあるんだ”って感動して、映画化したいと思ったんです。監督になって20年目、10本目の作品で、僕の人生で大きな意味のあるものになりました。夢破れた経験のある人たちに届けたいですね」と作品について語った。


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 また、ミュージシャンの顔を持つ野田は、松田とはプライベートでも親交があることを明かし、松田との共演で「主演してもがいている龍平が現場にいて、友達じゃない一面が見られて良かったです」と述懐した。

 一方、松田は野田との共演について「才能に溢れていて、すごいなって思いました。役者じゃないからこういう空気感が出せるのかなって……」と野田の演技を称賛すると、野田が「いい加減にしろよ……」と照れながら突っ込む場面も見られた。豊田監督も野田について「芝居がナチュラルだった。いろんな役者さんがいっぱい出ているけど、タイプが違って新鮮でした。僕は満足しました」とべた褒めしていた。


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 最後に松田が「棋士たちの熱い思いを感じていただきたい。棋士たちの熱い人間ドラマが描かれているので、将棋を好きな方はもちろん、あまり知らないという人にもぜひ観ていただきたい」と作品をアピールした。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)




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