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舞台挨拶・イベント

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『ラブ×ドック』完成披露試写会

2018-03-26 更新

吉田 羊、野村周平、玉木 宏、鈴木おさむ監督

ラブ×ドックlovedoc

配給:アスミック・エース
5月11日(金)より、TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
© 2018 『ラブ×ドック』製作委員会

 放送作家として人気バラエティを数多く手掛けるほか、小説家、脚本家、エッセイストとしても才気を発する鈴木おさむによる、完全オリジナルの長編映画監督デビュー作『ラブ×ドック』。この度、完成披露試写会が東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、映画単独初主演の吉田 羊、共演の野村周平、玉木 宏、そして鈴木おさむ監督が舞台挨拶に立った。


lovedoc 恋愛クリニック「ラブドック」を訪れる人気パティシエの剛田飛鳥役の吉田 羊は「これまで頭が良くて仕事のできるスマートな役が圧倒的に多かったので、恋愛ものは似合わないような気恥しさがあった」と新境地に戸惑いも「演じるうちに不器用ながらも必死に恋愛を重ねる飛鳥は人間らしく、心に正直に生きていると思って愛していきました」と血の通った役柄に共感。初メガホンの鈴木監督はなれない立場に監督としての「よーい、スタート!」の号令を忘れたことがあったそうで、吉田 羊は「それをやってくれたからこそ、スタッフ・キャスト全員が『自分がしっかりしなければ!』と思えた。そのおかげでいい空気が作れた」と笑わせると、当の鈴木監督は「わざとです」と堂々としていた。

lovedoc 飛鳥のスイーツ店で働くパティシエ・花田星矢役の野村はキャスト陣から「人たらし」と評されると「玉木さんの懐には最初カギがかかっていたけれど、すぐにLINEを交換してくれたし、その翌日には食事に行ってくれた」と憧れの先輩との交流を報告。鈴木監督は「撮影3日目には(野村から)“おさむ”と言われた。脚本も『いいホンだ』と褒めてくれたし、僕についても『年相応の器がある』と言ってくれた」と野村の大物ぶり(?)紹介。それに玉木は「でもちゃんとしているところはちゃんとしている」とフォローすると、吉田 羊も「演技に対してはちゃんとしている。それが腹立つ」と人たらしに心を掴まれたようで、当の野村は「世渡り上手とは僕のことです!」と胸を張っていた。

lovedoc 飛鳥の友人が通う整体ジムのトレーナー・野村俊介役の玉木はピンポン玉を使ったキス・シーンを振り返り「これまでラブ・シーンはしてきたけれど、ピンポン玉を使ってのキス・シーンは最初で最後」と衝撃を告白。一風変わったキス・シーンの狙いを鈴木監督は「今回はいろいろなキスを見てみたくて、僕的にはキス大喜利でした」と明かし「ホイップクリーム、ピンポン玉、金魚キス……。ピンポン玉も人を選ぶので、玉木さんにやってもらいました。それが素晴らしくて一発OKだった」と太鼓判で、野村も「あれは最高! 面白くって玉木さんにすぐにLINEした」と見どころに上げた。またストイック・アクター玉木による肉体美にも注目で、吉田 羊は「ランニング姿が美しい」と声を大にアピールした。

 また壇上では、3人の男性との恋愛模様を描いた内容にちなみ、吉田 羊演じる飛鳥を本気で落とすための口説き文句生披露コンテストを開催。飛鳥と不倫するスイーツ店のオーナー・淡井淳治役の吉田鋼太郎もビデオメッセージで参加し、野村、玉木と愛の火花を散らした。

lovedoc トップバッターの鋼太郎は「新作のスイーツを作った。それは君だ」などと飛鳥をスイーツに見立てて愛の告白。二番手の野村は、緊張ゆえか声を上ずらせて鈴木監督からテイク2を求められ、花見客の前でキスを求めるというシチュエーションで愛を告白。そしてトリの玉木は、吉田 羊から距離を取って「ずっとあなたが好きだった。だけど今日で好きなのはやめます」と言うと、ゆっくり近づき「今日から愛しているにしたい」と吉田 羊を背後からバックハグ! これに会場は悲鳴に包まれ、観客支持率No.1は玉木に決定した。

 完敗となった野村だが「そもそも歴が違う。足音も違う。玉木 宏ですよ、あの玉木 宏ですよ!」と玉木の男前ぶりに大興奮で、鈴木監督も「ピンポン玉が見えた……」と絶句。そんな中、男性3人から花束を差し出された吉田 羊は、最終的に鋼太郎をチョイス。吉田 羊は「人生にはユーモアが必要」とし「きっと経験値が豊かな淡井淳治さんなので、これからも歯の浮くようなセリフを言ってくれると思う。また別の歯の浮いたセリフを聞きたいから」とその理由を説明した。

 最後に鈴木監督は「劇中に人生に無駄な恋はないというセリフがあるが、辛いこと悲しいことは喜びの入り口だと僕は思う。飛鳥の生き方を通して、そんな風に思ってもらえれば嬉しい」と挨拶。吉田 羊も「大人の恋愛ものといえばドロドロした不倫ものが多い中で、大人こそ恋愛にドキドキしたいし、切なくもなりたいもの。でも大人だからそんなことは言えないと思っている人もたくさんいる。そんな方にこそ、この映画を観てもらいたい」と思いを込めた。



(オフィシャル素材提供)



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