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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』

『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』
完成披露試写会

2018-03-25 更新

橋爪 功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、林家正蔵、妻夫木 聡、蒼井 優
山田洋次監督

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢkazoku-tsuraiyo

配給:松竹
5月25日より全国ロードショー
© 2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」製作委員会

 映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』の完成披露試写会が都内で行われ、キャストの橋爪 功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、林家正蔵、妻夫木 聡、蒼井 優とメガホンを取った山田洋次監督が出席して作品について語った。


kazoku-tsuraiyo 本作は、2012年『東京家族』で一家を演じた俳優8人が再集結。「家族はつらいよ」シリーズの第3作。へそくりの盗難事件をきっかけに起きた、長男(西村)の嫁・史枝(夏川)の家出騒動のバタバタが描かれる。

 山田監督は、「『東京家族』をつくったときは、この4組のカップルとこんなに長く仕事をすることになるとは想像もしていませんでした。こうして何度も何度も同じカップルと仕事をして、だんだん素敵なアンサンブルが生まれてくるさまを見られるのは、監督として本当に幸せなことでした」と語った。

kazoku-tsuraiyo 橋爪は「今回は家族のチームワークが出来ていたので、楽というか楽しかった」と撮影を振り返り、山田監督に「またやりたいですね」と問いかけた。

 次男・庄太を演じる妻夫木は、「デコボコな家族ですけど、改めて絆を感じ、ホロっとさせられます」と作品をアピール。また、庄太の妻・憲子役の蒼井は「こういう映画が日本にあって良かった。素晴らしい先輩に囲まれて仕事できるのは、本当に幸せ」と笑顔を見せた。

 山田監督は「1、2作目を作りながら、幸之助(西村)と史枝(夏川)夫婦の間に大きな問題あるなと思い始め、今作では、夏川くんは大変だったが、結果として、主婦が抱える悩みや矛盾を描けた」と話す。

kazoku-tsuraiyo 今作の主軸となる史枝役の夏川は、初めて台本を読んだ際の感想を「台本を読んで、『えっ? 家出?』って(笑)。これは大変なことになったな、というのが正直な感想でした」と驚きの展開を振り返り、「史枝は完ぺきなスーパー主婦だと改めて感じました。(労働量を)お金に換算したら、すごい給料がもらえそう」と改めて主婦の存在に感心した様子。

 今作では、“主婦への讃歌”をテーマに家事労働の大変さが描かれている。家事への貢献度を問われた男性キャスト陣。橋爪が「何もしませんよ」とバッサリ切り捨てるも、西村は「掃除と簡単な食事は作ります。奥さんは24時間スイッチがオンのままだから、大変だと思いますよ」と家庭的な一面をのぞかせる。2016年に女優のマイコと結婚した妻夫木は「掃除は任せちゃったりしますけど、たまに料理を作ったり、皿洗いとかはします」と良き夫ぶりを垣間見せた。中嶋朋子が演じる平田家の長女の婿を演じた正蔵は「うちは女性が強い家庭なので、言いなりです」と告白し、会場は大爆笑だった。

kazoku-tsuraiyo 史枝(夏川)の夫・幸之助役を務める西村は、「幸之助は今回怒ってばかり。でも、史枝との最後のやり取りのシーンとか、心に残るような忘れられないシーンもたくさんありました」としみじみ。そんな幸之助(西村)から史枝(夏川)に感謝の100本の赤いバラの花束が贈られる場面も用意されていた。

 最後に、山田監督が「最近の日本の映画は、一般的に言って出演者の平均年齢が低くなっている気がしますが、この映画は幅広い世代の役者が幅広い世代を演じています。多くの方に観ていただきたい」と作品をアピールした。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)




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