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舞台挨拶・イベント

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『万引き家族』公開記念舞台挨拶

2017-06-11 更新

リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、城 桧吏、佐々木みゆ
樹木希林、是枝裕和監督

万引き家族manbiki-kazoku
配給:ギャガ
全国公開中
© 2018『万引き家族』 製作委員会

 様々な“家族のかたち”を描き続けてきた是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語る渾身作『万引き家族』が遂に、329館334スクリーンにて全国公開が始まった。

 第71回カンヌ国際映画祭【コンペティション部門】にて最高賞<パルムドール>を受賞! 21年ぶりの快挙を成し遂げた本作は、6月2日(土)、3日(日)の2日間限定で先行公開され、週末2日間で全国325館326スクリーン、動員:152,872名/興収:193,709,400円の好成績をあげる大ヒットとなった。また、劇場で行った出口調査では、満足度90%と非常に高い数字を叩き出しており、「他の人に勧めたい」と答えた観客の割合も92%に上るなど口コミ効果も大いに期待できる結果となっている。

 さらに、是枝監督が書き下ろした小説版「万引き家族」は、発売から10日間で10万部を突破! 書店で続々と1位を獲得するなど、各方面で大きな盛り上がりをみせている。

 そしてこの度、6月9日(土)に公開を記念して舞台挨拶が実施された。

 公開記念に家族全員が再会し、また本編で重要なシーンに登場する池松壮亮も駆けつけて公開をお祝いした本イベント。公開を迎えた喜びや、撮影時、カンヌでの出来事についてキャスト陣と是枝監督が大いに語った。また、パルムドール受賞後すっかり人気者になった娘のゆり役・佐々木みゆが監督にプレゼントを用意。なんと、TV画面に映るパルムドール像を見ながら段ボールで作ったという、“手作りトロフィー”を監督へプレゼント! お祝いづくしで舞台挨拶を盛り上げた。子役に向ける温かな眼差しや穏やかな笑顔は、まるで本当の家族のようで、終始和やかな雰囲気に包まれたイベントとなった。


<イベント内容>

manbiki-kazoku 満席の会場に、大きな拍手で迎えられ登場したキャスト陣と是枝監督は、それぞれに「本日は大勢来ていただきありがとうございます」(リリー)、「今日この日を迎えることができて嬉しいです」(安藤)、「こんな形で公開できる、こんな幸せな映画はないと思います」(樹木)、「この家族と池松さんとこの日を迎えられてとても幸せです」(松岡)、「本日は来ていただきありがとうございます」(池松)、「本日は来てくれてありがとうございます!」(城、佐々木)、「完成してまだそんなに時間が経っていなくて、あっという間にこの日を迎えた気がします。このメンバーでこの場に立てることを嬉しく思っています」(監督)と挨拶。

 初日を迎えたことについて尋ねられると是枝監督は「本当はもう少し小さく生んで、小さな声で届ける作品にしようと思っていましたが、結果的に広く、遠くに届けられることになりました。これも、スタッフ、キャストが支えてくれたお陰だと思っています。すごい嬉しいです」とコメント。

manbiki-kazoku 撮影は昨年の夏2日間と、年末年始を挟み真冬の1ヵ月半で撮影を完了、さらにカンヌ映画祭を経て、今にいたるという、撮影開始から1年も待たずして公開を迎えた本作。これまでのことを振り返り、リリーは「大規模ではない形で始まったものが、賞を獲ったことでたくさんの方に観ていただける機会が増えることは良いことだと監督とも話していたので、なんだか感慨深い気持ちです」と語り、続けて「祥太(城くんの役名)も今日こんなキレイな姿を皆さんに観ていただくことになって……」と城くんの晴れ姿に温かな眼差しを送った。

 そんな城くんは「魚釣りと海のシーン、あとみかんを持って飛ぶところが面白かったです」と明かすと、リリーは「完全にレジャー感覚で撮影してたんだな」とツッコミを入れ、会場からは笑いが。

 安藤は「産後初に海でのシーンを撮影して、また正月に入ってから過ごした家族との是枝組で過ごした時間は、短くても穏やかでしたが、(賞を獲ったことで)こんな興奮と爆発が起こっていることに混乱しています。監督に限らず、皆さんすごい方。いわば、本当はキャビアなのに、納豆を食べている感じ。今日で一区切りつくと思うと寂しいです」と独特の表現で振り返り、manbiki-kazoku池松演じる通称“4番さん”と心を通わせる展開が描かれることにちなみ、松岡は「今日はカンヌぶりに家族と会えるのが嬉しかったんですけど、あ、池松さんも来てくれるんだと知って、なんだかずっとムズムズした気持ちになっていたんです。でもそれはなぜか分かりました! 彼氏を家族に紹介できたからです! それが嬉しいです」と明かすと、すかさず樹木が「幸せになれない相手だわね」と口を挟み会場はまた笑いに包まれた。

 池松は「僕は2日間しか撮影がなくて、シーンも少ないのに、今日この場にくるのもずうずうしいなとも感じていたんですけど……観終わった後、興奮して、監督にカンヌ(で賞を)獲ってきてください!と握手を求めたんです。でも帰り道にずうずうしかったかなと思っていたんですけど、結果としてカンヌからとんでもないお土産を持って帰ってこられた。平成が終わろうとしている今、平成に生まれた人間としてはとても嬉しかったです」と受賞への喜びを語った。

 樹木は「カンヌというのは、全世界の映画関係者がお金と時間をふんだんにかけて集まって、みんなパルムドールを目指します。その中でこの作品が賞を獲れたことは偶然ではありません。受賞を知って、河瀬直美監督から電話がかかってきたんだけど、監督が長いこと貯めてこられたことがこのように花開いて素晴らしいと思います、といっていました。この映画を通して、素晴らしい体験をさせてもらえたことをみんなが感謝していますよ」と監督を称えた。

manbiki-kazoku ここで、みゆちゃんが監督のために作ってきたというお手製パルムドール像を、監督へ直接プレゼントする一幕も! みゆちゃんが「葉っぱがキレイだなって思って、TVをみて作りました!」と明かすと、安藤が補足させてくださいと「賞が決まったときは寝てしまっていたけど、受賞したことを聞いて、飛び起きて、誰に何を言われるでもなく、黙々と作り始めたらしいんです!」と改めて明かし、会場からは拍手が。監督は「本物はプロデューサーに渡して、僕はこれをもらいます」と喜びを露わにした。

 最後に、是枝監督は「納豆ごはんのような映画なので(笑)、毎日食べられるように、観る度に味わいが違う映画だと思います。子供たちの視点、大人たちの視点とそれぞれに違った視点でみることでも、様々な感情が生まれると思います。長く上映を続けていきたいと思っているので、ぜひまた劇場へお越しいただけると嬉しいです」と挨拶をし、イベントは終了した。



(オフィシャル素材提供)




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