インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

作品紹介

トップページ > 作品紹介 『おみおくり』

2018-03-19 更新


おみおくりomiokuri
© 2018「おみおくり」製作委員会

イントロダクション

 女性の納棺師を主人公に、見送りの現場での心温まるエピソードを綴った物語が映画化となった。

omiokuri 原案は、亡くなられた方に死化粧を施し、生前の姿を思い出させる姿に戻す女性納棺師・永井結子著の「今日のご遺体 女納棺師という仕事」(祥伝社黄金文庫刊)。人の「死」に触れる仕事を通して自らの心の傷をいやし、生きることへの希望を見出していく様を繊細に綴った原作を元に映像化された。納棺師を描いた作品として記憶に残るのは、2008年に公開されアカデミー賞®外国語映画賞を受賞した『おくりびと』があるが、本作は、女性の納棺師を軸に、人の「死」に触れる仕事を通して自らの心の傷をいやし、生きることへの希望を見出していくさまを繊細に描いた。

 主人公の女性納棺師・満島弥生に高島礼子を迎え、満島のもとで納棺師として成長していく助手・河村亜衣を文音が演じる。更に、両親を亡くした時の記憶に亜衣とともに心を痛めている弟を若手注目の渡部 秀、満島の恋人役に加藤雅也が特別出演を果たしている。

 物語は、家族や恋人との7つのお別れのエピソードを軸に、様々な「死」の現場にあるのは悲しみだけではなく、そこには溢れんばかりの愛が存在していること繊細なタッチで描いている。

 メガホンをとり、脚本も手掛けたのは、「ピカレスク―人間失格―」、「棒の哀しみ」の伊藤秀裕。いずれは誰にでも訪れる「死」という哀しみを通して、見送る人たちと見送られる人との心の交流を描いた愛と成長の物語が誕生した。

ストーリー

 愛する人との悲しい過去を背負う女納棺師・満島弥生(高島礼子)。一方、子供の頃、両親を交通事故で亡くした亜衣(文音)は、フラッシュバックする事故の悪夢に苦しめられていた。

omiokuri ある日、知人の葬儀の場で満島弥生に出会う。遺体を修復し、きちんとお見送りができるようにしてあげる仕事をしている満島の姿が亜衣の脳裏に刻まれる。そして亜衣は、自分にきちんと向き合うため、満島に弟子入りしようと決意する。

 様々な「おみおくり」の現場に接しながら、亜衣は自分の心の闇から徐々に解き放たれてゆく。やがて亜衣は、彼女を暖かく見守る満島の悲しい過去の出来事を知ることに……。


(2018年、日本、上映時間:117分)

キャスト&スタッフ

脚本・監督:伊藤秀裕
原案及び納棺師監修:永井結子「今日のご遺体 女納棺師という仕事」(祥伝社黄金文庫刊)
主題歌:菊地成孔、小田朋美
出演:高島礼子、文音、渡部 秀、風谷南友、芳賀優里亜、井上奈々、藤田 富、宮下順子、重盛さと美、加藤雅也(特別出演)ほか

制作・配給
エクセレントフィルムズ
3月24日(土) 有楽町スバル座ほか全国順次公開

オフィシャル・サイト
http://www.exf.info/omiokuri/ (外部サイト)


関連記事
完成披露上映会

Page Top