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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『素敵なダイナマイトスキャンダル』

『素敵なダイナマイトスキャンダル』
公開初日舞台挨拶

2018-03-18 更新

柄本 佑、前田敦子、三浦透子、尾野真千子、峯田和伸
菊地成孔(音楽監督)、末井 昭(原作)、冨永昌敬監督

素敵なダイナマイトスキャンダルdynamitemovie

配給:東京テアトル
テアトル新宿、池袋シネマ・ロサほか全国公開中!
© 2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会

 映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』の初日舞台挨拶が行われ、主人公の末井 昭を演じた柄本 佑、妻・牧子役の前田敦子、愛人・笛子役の三浦透子、母・富子役の尾野真千子、末井の心の友・近松役の峯田和伸、写真家・荒木さん役としてスクリーンデビューを果たした音楽監督の菊地成孔、原作者の末井 昭、そして冨永昌敬監督が登壇した。

 “知る人ぞ知る伝説の編集長・末井 昭”を演じた柄本は「原作エッセイの表紙で女装姿の末井さんを見て、“昔、夜中にパチンコ雑誌のCMに出てた人だ!”と一致しました。僕と全体的に似てると思いました。女装のシーンでは末井さんから“パンティーとブラジャーは見えなくてもスイッチだからつけるといいよ”」とアドバイスを頂きました。また先月のプレミア上映の際に末井本人と初対面した前田は「プレミアの時は出演者の方だと思っていて、舞台に立って気づきました。ちゃんとご挨拶できなくて……はじめまして(笑)」と演じた“天然な妻”そのもので挨拶。作品に関わる前に唯一、末井を知っていたという峯田は「原作も読んでいて、末井さんと交流はあったのでどんな形でもいいので出たいと思いました」と、一緒に仕事ができた喜びを語った。

 また、柄本が「ストリーキングとか……やったことあったら、今ここにいないですよね(笑)」、前田が「冨永監督とご一緒するのが初めて」、三浦が「ベッドシーンと20~30代と幅のある役」、尾野が「着物の帯にダイナマイトを差したこと。まさかそこに差すと思ってなかった」、菊地が「俳優ではないので、決まったセリフで動くということが初めて。当時の荒木先生の体型に近づけるよう役づくりしました。デ・ニーロメソッドです(笑)」と、登壇者それぞれが“初めての試み”に挑戦したことを明かした。

  【母がダイナマイト心中】【伝説のエロ雑誌編集長】【ストリーキング】と何かとスキャンダルな原作者・末井の半生を描いているということで、「エロ雑誌編集長とストリーキング。やるならどっち!?」という究極の質問に全員が“エロ雑誌編集長”を選ぶ中、尾野のみがまさかの“ストリーキング”を選択。どよめく登壇者と会場に「究極だから! 究極の選択だからやるの。究極じゃなかったらもちろんやりたくない!」と弁解する尾野。それに対し三浦は「極論ですが、ストリーキングはやろうと思えば明日できるじゃないですか」と答え、「それもそうだね」と柄本はじめ全員が納得しかけたところ、尾野が「みんなおかしいよ!」とツッコミ。そこに冷静に峯田が「ストリーキングみたいなことは、ずっとやってきたんで……」と呟くと、ライブパファーマンスで裸になる峯田を思いうかべ、ここでも全員が納得。原作者の末井が「もぞもぞしちゃダメなんですよ。一瞬でね(笑)」と被せて会場は大爆笑。

 柄本以外は共演シーンがなかったものの同世代のキャスト同士、息のあった舞台挨拶となった。最後に監督から「当時を知っている人にはもちろんですが、若い人に観ていただきたいです。平成生まれの人にとっては絵空事みたいなものかも知れませんが、末井さんの半生はすごくヒントがある。若い人が観て、末井さんより自分のほうが面白いと思って欲しい」と語り、舞台挨拶を締めた。



(オフィシャル素材提供)



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