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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』

『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』ジャパンプレミア

2018-03-15 更新

リュック・ベッソン監督、ゆりやんレトリィバァ
THE ALFEE(桜井 賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦)

ヴァレリアン 千の惑星の救世主valerian

配給:キノフィルムズ/木下グループ
3月30日(金) 全国ロードショー
© 2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION

 映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』のジャパンプレミア都内で行われ、4年がかりで本作を完成させたリュック・ベッソン監督と、日本語吹替版の声優を務めたお笑い芸人・ゆりやんレトリィバァ、THE ALFEEの桜井 賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦が舞台挨拶に登壇した。

 本作は、リュック・ベッソンが監督と脚本を務め、人気SFコミックを実写映画化。銀河を守る任務に就いたヴァレリアンとローレリーヌが、宇宙の平和を守るために宇宙を股にかけた冒険を繰り広げる姿が描かれる。

valerian ベッソン監督はテーマ曲に乗りながら体を揺らし、踊りながら登壇。大きな拍手で迎えられると、「どうもありがとう!」と日本語で挨拶。「初めて日本に来たのは30年ほど前のこと。日本に来るのを毎回楽しみにしています。僕のことを信頼して、作品が公開されると皆さんが観に来てくれる。長い間応援してくれていることに、心から感謝を捧げたい。そして、30年後にもヨボヨボになっていてもお会いしたい。車椅子に乗ってでも来日します」と語りかけると、会場から大きな拍手と声援が送られた。

 さらに、ベッソン監督は、少年の頃に原作と出合って、ずっと映画化を熱望していたことを明かし、「若さをつかさどる部分、歳を重ねるとどうしても忘れてしまう部分があります。(この作品で)皆さんと一緒に25世紀に行きます。そして皆さんに宇宙飛行士になっていただければと思います」と作品をアピールした。

valerian 世界中で公開され、大ヒット中の本作。劇中、トリオで登場する情報屋のエイリアン、ドーガン=ダギーズの吹き替えを担当したのはTHE ALFEEの3人。3人でのアフレコ挑戦は初めて。高見沢が「僕らの吹替はどうでしたか?」とベッソン監督に尋ねると、ベッソン監督が「最高なのは日本とイタリアだ」と明かし、メンバーを喜ばせた。また、「続編は?」という坂崎の質問に、ベッソン監督は「原作は29巻あるので、もしかしたら作るかもしれない。ドーガン=ダギーズは前作にほとんどに出ているよ」と応え、メンバーは「協力したい!」と続投を願っていた。

valerian 劇中、リアーナが演じているダンサー・バブルの日本語吹き替えを担当しているゆりやんは衣装のコスプレでダンスをしながら現れ、「サンキュー・ベリー・マッチ! アイ・アム・ジャパニーズ・セックス・シンボル!」と熱烈アピール。ベッソン監督は「リアーナそのものだよ」と絶賛(?)したものの、「この帽子がね」と続けたので、ゆりやんは「調子乗っちゃって!」と持ちネタを披露し会場を沸かす。
valerianそんなゆりあんのギャグをあきれ顔で見ていたベッソン監督が「きみは本物のエイリアンかい?」と語りかけ、会場は大爆笑だった。

 イベント終盤では、ベッソンが吹替キャストたちに映画に貢献してくれたお礼として、星に名前を付ける権利である“星のネーミングライツ”をプレゼントする一幕も見られた。


ファクトリー・ティータイム

 この日のベッソン監督はご機嫌で、登場時には体を揺らしてダンスしながらの登壇。ダンスするベッソン監督が見られるなんて、貴重な体験。写真嫌いなのは変わっていなくて、最後のフォトセッションはあっという間におしまい。でも、退場時にはファンに握手やサインをする場面もありました。

(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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