インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

作品紹介

トップページ > 作品紹介 ミッドナイト・バス

2018-01-29 更新


ミッドナイト・バスmidnightbus
© 2017「ミッドナイト・バス」ストラーダフィルムズ/新潟日報社

イントロダクション

 直木賞候補の傑作ヒューマンドラマ、伊吹有喜の同名小説「ミッドナイト・バス」(文春文庫刊)を完全映画化!

midnightbus 主演は、俳優としても活躍著しい原田泰造。関越トンネルを挟んで「父性」と「男性」を往ったり来たりする難しい役柄を見事に演じきっている。また撮影に先立って大型自動車免許を取得、吹替えなしで関越道を自走するシーンは必見だ。

 主人公の元妻・加賀美雪に、山本未來。かつて残してしまった子どもへ負い目を感じつつも利一の優しさに心乱れる元妻を熱演。また演技派女優・小西真奈美が、ひたむきに利一を想う天真爛漫な恋人・志穂を切なく演じている。幼い頃置き去りにした母を許せず葛藤する兄妹を、若手俳優の七瀬公、NHK連続テレビ小説「わろてんか」の主演に抜擢された注目株、葵わかなが好演している。

 そしてベテラン・長塚京三が、認知症を患う美雪の父・山辺敬三役で存在感を発揮している。

 監督は、東陽一、藤田敏八、大林宣彦、原田眞人、エドワード・ヤン、根岸吉太郎といった錚々たる名匠の作品で助監督経験を積んできた竹下昌男。自身の長編映画初監督作品にして原田の初主演映画『ジャンプ』以来、原田とは2度目のタッグとなる。音楽は『北のカナリアたち』で第36回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞したヴァイオリニスト・川井郁子が担当。撮影は、ほぼ全編新潟ロケを敢行。白鳥の郷や雪景色など、新潟の美しい風景が刻まれている。

ストーリー

 バツイチ中年男の高宮利一(原田泰造)は、新潟~東京間を走る長距離深夜バスの運転手。

midnightbus 東京で定食屋を営む恋人・志穂(小西真奈美)との再婚を考えていた矢先、息子の怜司(七瀬公)が東京での仕事を辞め、帰ってくる。娘の彩菜(葵わかな)は友人とマンガやグッズのウェブショップを立ち上げ、実現しそうな夢と結婚の間で揺れていた。

 そしてある夜、利一が運転する新潟行きのバスに、16年前に別れた妻・美雪(山本未來)が乗り合わせる。

 16年の長い時を経て、やるせない現実と人生の不安が、再び、利一と美雪の心を近づける。母の出現に反発する彩菜、動揺する怜司。

 突然の思いがけない再会をきっかけに、停まっていた家族の時間が、また動き出す──。


(2017年、日本、上映時間:157分)

キャスト&スタッフ

監督:竹下昌男
原作:伊吹有喜「ミッドナイト・バス」(文春文庫刊)
脚本:加藤正人
音楽:川井郁子
撮影:丸池納(J.S.C.)
出演:原田泰造、山本未來、小西真奈美、葵わかな、七瀬 公、長塚京三ほか

配給
アークエンタテインメント
有楽町スバル座ほか全国公開中

オフィシャル・サイト
http://midnightbus-movie.jp (外部サイト)


関連記事
初日舞台挨拶

Page Top