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作品紹介

トップページ > 作品紹介 哭声/コクソン

2017-01-27 更新

英題:The Wailing
哭声/コクソンkokuson
© 2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION


イントロダクション

 『チェイサー』(08)では希代の連続殺人鬼を追う男の息詰まる追跡劇を描き韓国スリラー映画の新しいページを開く鮮烈なデビューを飾り、2作目の『哀しき獣』(10)では、迫力と疾走感あふれる映像で一人の男の哀しい人生を描き、韓国映画界を支える一人として確固たる地位を築いたナ・ホンジン監督。

kokuson その待望の新作である『哭声/コクソン』は、2016年5月12日に韓国で公開されNo.1のヒット・スタートとなり、その直後に行われたカンヌ国際映画祭では、「近年の韓国映画のベスト!」との声が上がるほど世界でも大きな話題となった。過去2作はスピード感ある展開で手に汗握るスリルを描いたが、本作はじわじわと息の根を止めるようにそのスリルを高めていく。まったく先の読めない展開に、圧倒的な映像で観る者を映画の中へ引きずり込む『哭声/コクソン』はナ・ホンジン監督の新境地だ。

 警官ジョングを演じるのは、ドラマや映画の名脇役として知られるクァク・ドウォン。『哀しき獣』でクァクに出会ったナ・ホンジン監督の大抜擢により、43歳にして本作が初の主演作となった。村人を惑わすよそ者には、日本の俳優・國村 隼。その強烈な存在感で韓国の映画ファンを虜にし熱狂的な支持を得、2016 APAN・スター・アワーズでは特別俳優賞を受賞。そして韓国で最も権威のある映画賞のひとつ、第37回青龍映画賞では男優助演賞と人気スター賞をW受賞し、映画賞史上初の外国人の受賞という偉業を打ち立てた。

ストーリー

 平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。

kokuson 彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。

 事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気づく。ジョングが娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像てきない結末へと走り出す――。


(2016年、韓国、上映時間:156分)

キャスト&スタッフ

監督:ナ・ホンジン
出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村 隼、チョン・ウヒほか

配給
クロックワークス
3月11日、シネマート新宿他にて公開

オフィシャル・サイト
http://kokuson.com/ (外部サイト)

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