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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『幸福のアリバイ~Picture~』初日舞台挨拶

『幸福のアリバイ~Picture~』初日舞台挨拶

2016-11-19 更新

中井貴一、柳葉敏郎、大地康雄、山崎樹範、浅利陽介、木南晴夏、入山法子
渡辺 大、佐藤二朗、陣内孝則監督

幸福のアリバイ~Picture~koufuku-alibi

配給:東映
全国ロードショー中
© 2016「幸福のアリバイ~Picture~」製作委員会

 映画『幸福のアリバイ~Picture~』の公開初日舞台挨拶が18日都内で行われ、陣内孝則監督をはじめ、出演者の中井貴一、柳葉敏郎、大地康雄、山崎樹範、浅利陽介、木南晴夏、入山法子、渡辺 大、佐藤二朗が出席した。


 俳優として活躍する陣内が、映画『スマイル~聖夜の奇跡~』以来約9年ぶりにメガフォンを取ったコメディ作。人生における数々の節目を舞台に、日常の悲喜こもごもを“写真”というキーワードを通して5つのエピソードで描く。脚本は、映画『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が務めた。

koufuku-alibi 待望の初日を迎えた陣内監督は「ホッとしています。柳葉さんや中井さんを舞台挨拶に担ぎ出しながらも客席が埋まってなかったらどうしようかと不安だったけれど、安心しました」と超満員の客席の様子に満足げ。『成人』に出演した中井は「陣内監督からは“気になる本がある”というようなメールが来まして、この時点で断れないなと思いました(笑)。陣内さん的には重くならないように軽くしているのが見えるメールの内容でしたが、こちらからあえてハマっていくような仕事をさせてもらいました」とオファーされた当時を回想。陣内の監督ぶりには「堂に入ったもの。役者の気持ちを一番分かってくれるので役者に分かりやすいように説明してくれた」とその手腕を称えていた。

koufuku-alibi 『誕生』に出演した柳葉は「陣内さんは監督としての自分を演出しながら現場に入っていたような気がする。スーツ姿で現場に着て、役者に“暑い”と言わせない空気を作る。だから“暑い”とは言えませんでしたね」と撮影の舞台裏を紹介。陣内監督は俳優としての経験から「現場では役者に敬意を示さなければいけない」とスーツ姿の理由を説明するも、「でも結果としてはすごく暑かった。無理することはなかったね」と反省していた。『誕生』で柳葉と共演した浅利は「一言でも僕から先にミスしたらダメという緊張感があったけれど、柳葉さんが先にミスったので“よし、OK! 俺もミスっていいんだ”と思った(笑)」と振り返った。

koufuku-alibi 『葬式』に出演した大地は「陣内監督の作品に対する情熱がハンパなかったから掛け声も大きくて、近所の方が何事か?と外を見ていたくらい」と陣内監督の気合を明かし、「陣内監督は俳優もやっている方なので普通の監督よりは俳優の気持ちや感性に対する理解が深く、やりやすい現場でした。これからも監督として活躍してほしい」とエールを送った。同じく佐藤は、若手時代に山崎と共演したフジテレビ系ドラマ『人間の証明』の顔合わせ時を振り返り、「そうそうたるメンバーがいる中での顔合わせの時に『頑張ります!』とヤマシゲが言った挨拶をふと思い出しました。そして今、そうそうたるメンバーがいる舞台に2人して立てていることが感慨深い。この僕の挨拶はヤマシゲへのご祝儀代わりです」と、今月11日に女優の吉井怜と結婚した山崎に粋な祝福。

 『見合い』『結婚』に出演する山崎が「先週11日に入籍しました!怜 ちゃん大好きだよ!」と報告すると、陣内監督は浅利も結婚したこともあり「完成披露試写会で映画を観て、結婚が決まった方が6人くらいいる。中にはポルシェが当たった人もいるみたい。それくらい、観たら幸せになる縁起のいい映画なんです」と“幸せ”に便乗していた。一方『見合い』と『結婚』で山崎と共演した木南は「山崎さんはキャラクターについて“そのままの僕”と言っていたので、映画そのもので山崎さんの新婚生活を覗いているようになっているはず」と新婚をイジっていた。

 また山崎と浅利は、結婚したことにちなんで客席へのブーケトスを敢行。浅利は普通の花束だったが、山崎は何故かブロッコリー入りの花束。しかしブロッコリーのブーケトスは新郎から独身男性に向けて行うものとして最近定着しているスタイル。しかしそれを知らない山崎は「これ結構大きいブロッコリーだし投げて危なくないですか?」とビビりながらも、見事に大役を果たした。そして最後には「おいしく料理してね」と受け取った観客に声をかけた。

 『結婚』に出演した渡辺は「僕が演じたのは、山崎さんの役のダメっぷりを面白く引き立たせるスパイス的な役。舞台も結婚という人生の大きなセレモニーなので、豪華な作りになっています」と見どころを挙げて、同じく入山も「映画の最後を飾るのが、一番人生で幸せな一日であろう幸福な結婚式のエピソード。華やかでにぎやかで見ていて熱くなるはず」と話した。

 最後に陣内監督は「大胆さもセンセーショナルさもバイオレスもない映画ですが、面白い作品です。面白いと思ったら面白いと、つまらないと思ったら面白いと言ってください。周囲には『君の名は。』と『シン・ゴジラ』を足して2で割ったような映画と嘘をついて広めてください」と笑わせつつPRした。



(オフィシャル素材提供)



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