インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

記者会見

トップページ > 記者会見 > 『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』
来日記者会見

2016-11-10 更新

トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督、池松壮亮(ゲスト)

ジャック・リーチャーjackreacher

配給:東和ピクチャーズ
11月11日(金) 全国ロードショー!
© 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の来日記者会見が都内で行われ、主演のトム・クルーズとエドワード・ズウィック監督が出席した。トム・クルーズとズウィック監督は『ラスト サムライ』以来のタッグとなる。

jackreacher 本作は、リー・チャイルドの小説を実写化した映画『アウトロー』の続編。かつて元米軍秘密捜査官だったジャック・リーチャー(トム)が、放浪生活を送りながらも、正義の名の下に政府の巨大な陰謀に立ち向かうさまが描かれるアクション大作。

 大きな拍手で迎えられたトムは、深々と頭を下げる“日本式”のお辞儀で挨拶。親日家のトム、22回目の来日となる。トムは、「『ラスト サムライ』を一緒に作った監督と、こうしてまた日本に来ることができて光栄です」とにっこり。ズウィック監督も「『ラスト サムライ』を日本に持ってきたときのあの瞬間を忘れたことはない。こうして新作でトムとまた日本に来ることができて嬉しい」とコメントした。

jackreacher トムは、ジャック・リーチャーのキャラクターについて聞かれると、「大好だよ。彼は人間的な男で、物事の接し方が非常に直進的で、ダイレクトに行動する人物」と説明した。そして、「感情的なドラマもあって、ユーモアも感じられる。アクションもきっと驚くと思うよ!」と作品を熱くアピールした。

 トムは、ズウィック監督について聞かれると、「ジャックは予期せぬ行動をするという点で、とても人間的だと思う。そんなジャックのアクション描写はもちろん、ズウィック監督の持ち味である、感情豊かなドラマ性やユーモアも発揮された」と熱弁をふるった。

jackreacher ズウィック監督は「トムと一緒に仕事するのは、映画監督の夢。彼は僕らのことを信じてくれるし、映画製作への愛にあふれていて、それが現場にも広がるんだ」とコメントした。

 この日のゲストとして、『ラスト サムライ』(03)に子役で出演していた池松壮亮が登壇。2人と13年ぶりの対面を果たした。池松は主人公のトムと心を通わす少年・飛源を演じた。

 トムは池松との再会に「大きくなったな」と懐かしむ。池松の現在の役者としての活躍に「驚かないよ。あの頃から素晴らしい演技を見せてくれていたからね。素晴らしい俳優に成長することは分かってたよ」と感無量の笑顔でコメントした。

jackreacher 一方、ズウィック監督は『ラスト サムライ』で日没の瞬間のシーンをワンカットで撮影した際に見せた池松の演技の素晴らしさを語ったが、池松が「覚えてないですね」と応えたので、トムも会場も大爆笑だった。

 当時12歳だった池松は「あの頃は俳優になるなんて考えてもいなかった。お二人に出会えたことで僕の人生が変わりました。ずっと指標であり、お二人のおかげでまだまだやれそうだなと思います」と語った。



ファクトリー・ティータイム

 トム・クルーズほど完璧なハリウッド・スターはいないと断言できる。人気実力、ともに申し分ないし、ファンへの対応や周りの人への気配りも最高。何よりも映画製作という仕事に情熱をかける姿に頭が下がる。今回の会見でも映画への想いを語り続け、熱弁をふるっていた。聞いていて“やっぱりすごい人”だというのを実感した。

(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



関連記事
ロンドン・プレミア

Page Top