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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『雨にゆれる女』第29回東京国際映画祭レッドカーペット

『雨にゆれる女』
第29回東京国際映画祭レッドカーペット

2016-10-26 更新

青木崇高、大野いと、半野喜弘監督

雨にゆれる女ameyure

配給:ビターズ・エンド
11月19日(土)より、テアトル新宿にてレイトロードショー!
© 「雨にゆれる女」members

 パリを拠点に、映画音楽からエレクトロ・ミュージックまで幅広く世界で活躍し、ホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクーなど世界の名匠たちを魅了してきた音楽家・半野喜弘の監督デビュー作『雨にゆれる女』が11月19日(土)にテアトル新宿にてレイトロードショーとなる。第29回東京国際映画祭「アジアの未来部門」の日本代表として出品が決定している本作。10月25日(火)に開幕した本映画祭のレッドカーペットに、主演の青木崇高、ヒロインの大野いと、監督の半野喜弘が登場した。

ameyure 会場となった六本木ヒルズアリーナには多くの観客が駆け付けた。14年前に青木と半野が出会い、4年前の東京で再会し『雨にゆれる女』が生まれたその奇跡のように、レッドカーペットでも奇跡が起きた。『雨にゆれる女』のキャストが赤い絨毯に登場した間だけ突然の雨が振り、焚かれたフラッシュライトを浴びて、登場した主演の青木崇高、ヒロインの大野いと、半野喜弘監督の周りをキラキラと輝きで満たした。「『雨にゆれる女』だけに本当に雨が降った!」と観客の間からも驚きの声が響いた。

 そして今日を心待ちにしていた観客の熱い視線に見守られ、青木は黒のスーツ姿にお馴染みの雪駄姿、大野はロエベ2016-2017AWコレクションの大人の魅力を魅せつけるホワイトのロングドレス、半野監督はグレーのスーツにサングラスと、それぞれの個性に合った衣装でレッドカーペットを闊歩した。

ameyure 3人は観客一人ひとりに丁寧に応え、この日を迎えた喜びと興奮で終始笑顔を振りまいた。特に、初長編単独主演として過去に秘密を抱える孤独な主人公・健次を演じた青木は、役どころとは打って変わって一人でも多くの声援に応えるため声を出し、大野と半野監督をリードした。そして『雨にゆれる女』のキャストと監督が壇上から降りると、3人の後ろ姿を見届けるように雨が弱まっていった。

 本作は、濃厚な色彩、優美な旋律、登場人物の息づかい……現代の日本映画には稀な質感の映像で紡ぐサスペンスフルな愛の物語。その独自の映像表現に、坂本龍一、吉本ばなな、斎藤 工、ジャ・ジャンクー、田中フミヤなどから絶賛コメントが届くなど、各界の注目をさらっている。14年前のパリで、まだ俳優になる前の青木崇高と半野喜弘が出会い、『雨にゆれる女』が生まれた――。


■東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival 以下、TIFF)とは?

 今回で29回目を迎える、最も熱気に溢れるアジア映画の最大の拠点である東京で行われる映画祭。世界中から優れた映画は集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場となっている。また、TIFFは初期から映画クリエイターの新たな才能の発見と育成に取り組んでいることでも知られ、過去入賞者の中からは、後に『バベル』でカンヌ映画祭監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督や、『アーティスト』でアカデミー賞®5部門受賞が記憶に新しいミシェル・アザナヴィシウス監督など、後に全世界から注目され、映画界最前線で活躍するクリエイターたちが続々出現し、若く新しい才能が集う場所としても広く認知されている。

■アジアの未来部門とは?

 2013年から新設された、今回で3回目となるアジアの未来部門は、アジア新鋭監督の登竜門とも言われる。アジア各国から選りすぐり十作 品が出品される。その中で日本映画の代表として選ばれる一作には、新人作品として「日本映画スプラッシュ」部門より更にクローズアップした作品であり、元気なアジア映画群の中に入れても光を放つものが選ばれる。前年には横浜聡子監督作『俳優 亀岡拓次』が選出されている。


(オフィシャル素材提供)



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