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舞台挨拶・イベント

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『フローレンスは眠る』初日舞台挨拶

2016-03-31 更新

藤本 涼、桜井ユキ、前田 吟、池内万作、宮川一朗太、岸 明日香
山本陽子、山本 學、小林兄弟監督

フローレンスは眠るflorence

配給:JungleWalk
4月2日(土)よりイオンシネマむさし村山、プレビ劇場ISESAKI、4月9日(土)よりイオンシネマ日の出、4月16日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開

 業界初のドリパス・チャレンジ達成作品となった小林兄弟監督の7年ぶり待望の最新作『フローレンスは眠る』。公開初日には、500人のオーディションで見事本作の主演を射止めた藤本 涼、思わぬことから誘拐事件に加担してしまうヒロインを演じた桜井ユキをはじめ、華やかに脇を固めたベテラン俳優の池内万作と宮川一朗太、更に本作の脚本に惚れ込み出演を決めたという日本の名優、前田 吟、山本陽子、山本 學ら豪華キャスト陣に加え、日本初の兄弟監督として話題の小林兄弟監督による総勢10名による舞台挨拶が行われた。


florence藤本 涼: 初日にお越しいただきありがとうございます。非常に高揚しております。初主演作でしたので、主演のプレッシャーなども抱えつつ、キャスト・監督の皆さんに支えてもらいながら演じきりました。ストーリー的にはスピード感ある内容になっていますので、引き込まれること間違いありません。

florence桜井ユキ: オーディションから数えると、公開までに約2年近い期間が経っております。監督たちの自主制作映画と聞いていたので、こんなに沢山の方に観てもらえると思っておりませんでした。本当に光栄に思っております。通常は、台本から参加させていただくことはあまりないので、貴重な時間でした。また役についての想いなども監督に聞いていただきながら役作りができたので、役者として非常に勉強になりました。

florence前田 吟: 「ドリパス」というシステムを使い、こうしてご来場いただいた皆さんのおかげでこの劇場で1週間上映することができました。人が集まらなければ、1日で上映が終了するやもしれませんでしたので、本当に皆さんのおかげです。実は、この映画が僕にとっては「101本目」です。第1作は50年前の『ドレイ工場』という作品で、それがたまたま今回同様二人の監督で、独立プロがつくったものでした。100本が過ぎたあと、今回の作品オファーがきたとき、二人監督で小さな会社が作ると聞き、縁を感じて引き受けました。この劇場をいっぱいにしたい熱い気持ちがあります! よろしくお願いします。

florence池内万作: 皆様がご来場いただいたおかげで、いま、こうして僕たちは舞台に立てております。感謝です。役作りに関しては、なぜか俺の弟が東さんという点が、一番ハードルが高かったのではと。家族のあり方、会社の人間としてのあり方、家族の中のコミュニケーションのとり方などに気をつけながら演じました。

florence宮川一朗太: 「ドリパス」にもし失敗していたら、下手したら1日も上映できないという状況でしたので、いま劇場にお越しいただいているお一人おひとりに感謝をしなくてはいけません。本作の見どころですが、YouTubeにメイキング動画があがっています。たいへん血みどろな僕がうつっています。僕は新社長就任前に、藤本さんに拉致監禁されます。一日中、千葉の木更津の倉庫でこの監禁シーンを撮影していました。藤本さんがまだアクションに慣れていなかったので、二人で話し合って動きを作り上げました。迫力あるシーンに仕上がりましたので、ぜひ、お楽しみください。

岸 明日香: 監督をはじめ、豪華なキャストの皆さんとご一緒させていただけて、ここに立たせていただけるだけでも、非常に緊張しています。皆さんのお力ぞえあっての上映となりましたので、楽しんでいただければ嬉しいです。

florence山本陽子: 脚本を読んだときは、物語が非常にミステリアスで、正直よく分からずつかめませんでした。完成して映画を鑑賞したら面白かった。山本 學さんも前田 吟さんも本当に素晴らしい演技でした。皆様にも興味を持って観ていただければよろしいのではないかと。どうぞよろしくお願いします。

florence山本 學: 私ぐらいの年になると、友達に声をかけても、「そんな遅い時間に映画なんか観ていられないよ」と断られまして(笑)。慌ててもっと若い方をお誘いして、明日から私は何日間かその人に付き合って観ていただくことになっております。

小林克人監督: 撮影が終わったのが、2014年の秋で、1年半かけてやっとこの初日を迎えることができました。僕たちの2作目の自主映画です。僕たちは黒澤 明監督が好きなのですが、黒澤監督が「映画にとって一番大切なものは何?」という質問に対して、「映画というのは、シナリオとキャストだよ」とおっしゃられたそうです。シナリオというのは文字で、映画というのはやはり俳優さんの力によってできるのだと、今回本当につくづく実感いたしました。

小林健二監督: 私と兄にとって、この映画はさかのぼると5年前、二人でしゃべりながら構想を練りました。5年近く経って、夢の夢でしたけれど、日劇という大劇場で上映されます。これもひとえに、「ドリパス」というシステムがあったからで、まだ夢の中にいるようです。自主制作ゆえ、この5年間、数百人の方々に協力いただきましたし、業界の長いキャストの皆様の支えがあったからこそ、映画を撮らせていただくことができました。いつもこれが最後という気持ちで、僕と兄は映画を作っています。できれば、もう一本撮らせてください! 一館でも1日でも長く、本作が上映できるよう、熱いご支援を続けていただければ有難いです。


◆ドリパスとは?

 「ドリパス」は、映画ファンの上映リクエストを元に、上映イベントを開催するためのサービス。5万作品を超える作品データベースの中から、好きな作品にリクエスト。ランキング上位の作品から上映イベントの候補作品となり、上映イベントのチケットが発売される。販売枚数が定員に達すればイベント成立となり、上映イベントが開催される仕組み。運営主体はTOHOシネマズ株式会社。


(オフィシャル素材提供)



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