インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash




広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『あやしい彼女』初日舞台挨拶

『あやしい彼女』初日舞台挨拶

2016-04-02 更新

多部未華子、倍賞美津子、小林聡美、要 潤、北村匠海、志賀廣太郎、水田伸生監督

あやしい彼女ayakano

配給:松竹
4月1日(金)より大ヒット公開中!

 73歳のおばあちゃんが心はそのままに、突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる珍騒動を描いた映画『あやしい彼女』が、エイプリルフールより全国公開! 公開初日となった4/1(金)に初日舞台挨拶イベントが行われ、主演の多部未華子、倍賞美津子、小林聡美、要 潤、北村匠海、志賀廣太郎、水田伸生監督の「あやカノ」メンバーが勢ぞろいし、作品の裏話やこの日行われたエイプリルフール企画“あやし~い噂”暴露コーナーではキャスト一同がそれぞれつっこむ場面もあり、会場は爆大いに盛り上がった。

ayakanoこの日集まった観客に盛大な拍手で迎えられた多部をはじめとしたキャスト一同は冒頭で「忙しい中、こんなにたくさんの方に来ていただいて本当にうれしく思います。いよいよ初日を迎えて私もホっとしておりますし、緊張しておりますが、皆さまに観ていただいて大変光栄です」(多部)、「こんにちは、楽しかったですか? 帰ったら皆さんに宣伝してくださいね! 今日は本当にありがとうございます」(倍賞)、「今日は4月1日エイプリルフールにめでたい日を迎えられて大変うれしく思います。楽しんでくださったようで大変うれしく思っております」(小林)、「ご覧いただいた通り、本当に丁寧に素晴らしいストーリー、素晴らしい映画になり、皆さんに感動を与えられる映画ができたんじゃないかなと思っております。また、劇場に2度、3度と足を運んでいただけるとうれしいです」(要)、「笑って大号泣できる作品です。たくさんの方に観ていただけるよう僕らも頑張ります」(北村)、「僕自身も公開を心待ちにしておりました。いろいろ想いの詰った作品なので、皆さんに楽しんでいただけたらこれほどうれしいことはございません。どうか(この映画を)口コミで拡散していただけるとうれしいです」(志賀)、「ありがとうございます。あまりの緊張で朝4時に目が覚めてしまい、今ちょうど眠くなっています(笑)。撮影中に倍賞さんに私の母の話をしたのですが、私の母は41歳の時に父と死別しまして、その後再婚することなく私を育ててくれました。再婚の話がなかったわけではないのですが、当時思春期だったため、邪魔してしまいました。今、母の人生に対して女性として幸せだったのか?と後ろめたさがあったのですが、倍賞さんに申し上げたら“何も言わずにお母さんにハグしてあげなさい”とおっしゃっていただきました。本日を機に私、<全日本お母さんをハグする会>を立ち上げようと思っております。映画をご覧になった皆さま、ご入会をお待ちしております」(水田監督)と挨拶し、場内からは笑いと割れんばかりの拍手とともに初日舞台挨拶はスタート。

 本作で【見た目は20歳、中身は73歳】という主人公・節子を演じた多部のコメディエンヌぶりを絶賛していた水田監督はその魅力について「かわいいところ、あとはコメディエンヌとして芝居は呼吸(間)で成り立っている。それができるキャストの皆さん」と多部をはじめとしたキャストを称えると、場内から「最高!」の声も。若返り前の倍賞演じるカツが商店街を往年の名曲「東京ブギウギ」を口ずさみながらチャーミングに踊るにシーンついて質問が及ぶと、踊ることは当初、台本に無かったようで「こういうのやってみてもいいよね?」と提案したエピソードを披露。加えて劇中の踊りを舞台上で再現する倍賞のサービスっぷりに場内からは大きな拍手が。水田監督も「セリフで語らなくても彼女(カツ)が音楽にたけている背景が成立した」と絶賛。この時の撮影に多部も来ていたようでスタッフから「倍賞さんがおかしな動きというか、摩訶不思議な動きをしているから見たほうがいいよ!」という話があり、「私も取り入れなきゃ!」と思ったエピソードに会場から笑いが漏れていた。

 続く、親子役の小林と北村が夕飯を決めるやりとりシーンの話に及ぶと、「あれは最初に焼肉を言う以外はアドリブで最後はじゃんけんまでしていたと」小林から語られた。一方で、イケメン音楽プロデューサー役を演じた要は、実は高所恐怖症だったらしく「身長は高いですけど、高いとこは苦手なんです」というコメントに会場からは再び笑いが。さらに今回、カツ(倍賞)=節子(多部)とのシーンなど珍しい設定の中での芝居だった志賀は節子との距離感について、「節子との距離感はあまり考えなかった。節子がカツだということが分かって何の疑いもなく信じてしまうのが次郎」と演じた役柄について語るベテラン俳優の姿に登壇したキャストたち一様にうなずいていた。

 さらにこの日、公開初日となる4/1はエイプリルフールということで“あやし~い噂”暴露コーナーなる企画が実施され、キャスト人の“あやし~い噂”について検証する企画も実施! 1つ目の「要さん未来人説」では原島博東京大学名誉教授が研究データに基づき、コンピュータで作成した「100年後の日本人の平均顔」のイラストと要が酷似しているとの指摘とともに写真が公開されると場内からは笑いが。要の「これ似てないでしょ! これ書いた人間違ってますよ!」と反論する姿に多部の「これ、これ本当!?」とリアクションすると、志賀の「輪郭がギザギザじゃん!」とのコメントに盛り上がりを見せていた。

 続く2つ目の「志賀廣太郎 20歳の写真がヤバい説」と題し、20歳時の志賀の写真がイケメン!という噂の検証が行われた。モニターに髪の毛フサフサ、当時20歳の志賀の写真が映し出されると、「私が思っていたイケメンが違う」との小林の辛辣なコメントが。被せるように要も「この日はちょっと風が吹いていたのかな」といじり始めると、多部も「分け目は変わってないですね」と冷静にコメントし場内は盛り上がりを見せていた。最後に会場のお客さんに「20歳の志賀さんはイケメンでしたか?」との問いに会場からは割ればかりの拍手に志賀の笑顔がほころぶ姿が印象的だった。

 最後となる「多部さん、今が20歳説」では現在27歳だという多部が、実はまだ20歳だという噂がまことしやかに囁かれていることについて検証しようとすると、20歳時の多部の写真を写しながら、顔相学の権威、池袋絵意知氏が「多部さんのお顔の魅力は何といってもエクボ。エクボが出来るのは10歳未満の子供が最も多く、10代、20代とだんだん出現率は減っていく。20代ではあるのさえ珍しい。多部さんのお顔は、肌にハリがあり、頬肉がまだ10代のように若々しく柔らかい、全体的には20歳に見えるお顔です」との分析に苦笑する多部の姿が。この件に関して、多部は頬の細さについて「犬歯と犬歯の間に4本あるところが3本しか生えてない。だから未発達といえば未発達ですね」と一部認める発言をし、会場を驚かせていた。

 最後に水田監督は「新年度の初日、いろんなイベントがある中、お越しいただきありがとうございます。満開の桜は散ってしまいますが、『あやしい彼女』という花は魔法の一言で咲き続けると思います。よろしくお願いいたします」と語り、続けて多部の「皆さん、本日は本当にありがとうございました。改めてこの作品に参加することができてラッキーだったと、そして今日こうして皆さんと初日を迎えられて幸せです!」とのコメントに盛大な拍手が鳴り響き、笑いが絶えない初日舞台挨拶となった。


(オフィシャル素材提供)



関連記事
現場取材

Page Top