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『日本のいちばん長い日』完成報告会見

2015-05-29 更新

役所広司、本木雅弘、堤 真一、松坂桃李、原田眞人監督

日本のいちばん長い日nihon-ichi

配給:アスミック・エース、松竹
2015年8月8日ロードショー
© 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会

 戦後70年を記念して製作された映画『日本のいちばん長い日』の完成報告会見が都内で行われ、主演の役所広司と共演の本木雅弘、堤 真一、松坂桃李、そして原田眞人監督が登壇した。

 半藤一利の傑作ノンフィクションの映画化。太平洋戦争での日本の降伏決定から、それを国民に伝えた玉音放送が敢行されるまでの24時間が描かれる。

 『日本のいちばん長い日』は1967年に岡本喜八監督によって映画化されているが、今作では昭和天皇とともに戦争終結に導いた鈴木貫太郎首相(山﨑 務)の姿を描いた半藤の『聖断』の内容も加えられている。

 原田監督は「いま、時代がキナくさくなっていて、この映画を作る重要性を感じた。戦争の記憶が薄れるなかで、『軍をなくして、国を残す』。この気持ちを継承していかなければいけない」と本作への熱い思いを語る。さらに、「1967年版では、昭和天皇を描くことが許されていなかったので、いつか正しく描きたいと思っていた」と今作は昭和天皇にクローズアップした内容であることを語った。

nihon-ichi 昭和天皇役で7年ぶりの本格的なスクリーン復帰となる本木は、「オファーを頂き、逃げ出したい気持ちと、逃したくない気持ちで 揺れました。そんな時、義母の樹木希林から『私なりにあなたにこの役が来たことの意味が分かる気がする。原田監督は力のある監督だし天皇陛下を演じる機会はめったにないから受けるべき』と背中を押され、決意しました」とコメント。撮影中も「畏れ多くもこんな未熟な自分が背負えるのかと不安だった」と語るも「監督に全てを任せる気持ちでカメラの前に立っていました」と撮影を振り返った。そんな本木に原田監督は「すごく理想的な天皇陛下になった」と太鼓判を押した。

nihon-ichi 阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣役を務める役所は、「前作では三船(敏郎)さんが演じた役なので、プレシャーが大きくて“嫌だなぁ”と正直思いましたが、原田監督に頼まれたら断れないですよね(笑)」とコメント。戦争完遂戦か降伏か、決断を迫られる難しい役どころを熱演。

nihon-ichi 坊主頭になって、徹底抗戦を訴える陸軍将校役を務める松坂は、「戦争映画は初めてで、緊張と不安の連続だった」とコメントし、「純粋で勝つことを信じて疑わずに生き抜いた男」と自身の役柄を分析し、「当時を知らない僕らの世代が、戦争について思い、考える きっかけになれば」と真摯に語った。

nihon-ichi 山﨑 務演じる鈴木総理を支える内閣書記官長役を務める堤は「こんな緊迫感ある現場はもう嫌です! 戻しそうになるくらい緊張しました」と苦笑交じりに撮影を振り返っていた。

 直、この日の会見の場で、本作に戸田恵梨香、松山ケンイチが特別出演という形で参加していることが発表された。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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