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トップページ > 最新ニュース > 『岸辺の旅』第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞受賞!

『岸辺の旅』
第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門
監督賞受賞!

2015-05-30 更新

岸辺の旅kishibenotabi
© 2015「岸辺の旅」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
 © Kazuko Wakayama


 この度第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門において黒沢 清監督作品『岸辺の旅』が、“日本人初の監督賞を受賞”するという快挙を成し遂げた!

 黒沢 清監督にとっては、2008年の第61回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」で審査員賞を受賞した『トウキョウソナタ』に続く、カンヌ国際映画祭での受賞となったが、本作にW主演し、夫婦役を演じた深津絵里と浅野忠信から歓喜のコメントが届いた。


【深津絵里のコメント】

 黒沢監督! 監督賞、受賞おめでとうございます。最高に最高にうれしいです。すばらしいです。私にとって絶対忘れることの出来ない強烈な作品のひとつとなりました。このめぐり合わせに感謝。早く喜びを分かち合いたいなぁ。浅野さんと日本でお待ちしています。

【浅野忠信のコメント】

 黒沢監督!『岸辺の旅』カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞受賞! 本当におめでとうございます!!! そしてありがとうございます!!! 監督と深津さんとこの映画を作れたことを心から誇りに思います。

【黒沢 清監督 受賞時のカンヌでのコメント】

まさにサプライズで、とても緊張しています。ささやかな作品が、こうしてカンヌの場で、ひとつの輝きとして発見していただけたのだと思います。とても光栄です。審査員長のイザベラ・ロッセリーニさんからも「おめでとう」との声をかけて頂きました。
 監督賞は、作品全体の賞であると思っています。すべての俳優、すべてのスタッフに頂いた賞ということで、とても誇りに思います。
 先に帰国された深津さん、浅野さんと一緒にカンヌに来られただけでも楽しい思い出になりましたが、本日、このような賞を頂いて、さらに良い思い出になりました。お二人には「ありがとうございました」と伝えたいです。お二人の力があったから、こうした場に招かれましたし、お二人がいたから初めて「人生」を描くことができました。日本に帰ってから、深津さん、浅野さんと「カンヌ楽しかったね」と盛り上がりたいです。


映画『岸辺の旅』

■イントロダクション

 湯本香樹実が(ゆもと かずみ)が、2010年に発表した小説「岸辺の旅」を、世界的名匠・黒沢 清監督が映画化!
 主演には、数々の映画賞を受賞した『悪人』で、第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞した深津絵里と、映画『マイティ・ソー』でハリウッド映画デビューを果たし、『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した浅野忠信という国際的に活躍する2人がW主演! 日本映画界を代表する2人の実力派が初の夫婦役で、“究極のラブストーリー”を演じる。
 そして、黒沢 清監督とは初顔合わせとなる深津絵里と、黒沢 清監督作品には(『アカルイミライ』以来)映画としては12年ぶりの出演となる浅野忠信という強力なタッグにより、この度、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門への正式招待が決定!

■ストーリー

 夫の優介(浅野忠信)が失踪してから3年。妻の瑞希(深津絵里)は喪失感を経て、ようやく、ピアノを人に教える仕事を再開し、日々を暮らしていた。
 そんなある日、突然、夫が帰ってきた。そして、帰宅した優介は瑞希に「俺、死んだよ」と告げる。そして「一緒に来ないか、きれいな場所があるんだ」という優介に誘われるまま、2人で旅に出る瑞希。
 それは夫が失踪してから、自宅に戻ってくるまでの3年間でお世話になった人々を訪ねていく旅だった――。

■監督:黒沢 清
■原作:湯本香樹実「岸辺の旅」(文春文庫刊)
■脚本:宇治田隆史、黒沢 清
■出演:深津絵里、浅野忠信ほか
■配給:ショウゲート

 10月1日テアトル新宿ほか全国ロードショー!

 © 2015「岸辺の旅」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS

オフィシャルサイト: kishibenotabi.com


(オフィシャル素材提供)



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