インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash




広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『悪党に粛清を』来日舞台挨拶

『悪党に粛清を』来日舞台挨拶

2015-05-13 更新

マッツ・ミケルセン

悪党に粛清をsalvation

配給:クロックワークス/東北新社
6月27日(土) 新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!
© 2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions (PTY), Limited, South Africa

 2014年カンヌ国際映画祭に正式出品されるや大絶賛され、以降世界中の映画祭で熱狂をもたらしたウェスタン・ノワール『悪党に粛清を』が、6月27日(土)より全国公開となる。この度、本作で復讐に燃える孤高の主人公を演じた“北欧の至宝”、デンマークを代表する国際的俳優マッツ・ミケルセンが、本作のプロモーションのため映画デビュー18年目にして初来日し、5月12日に新宿武蔵野館にて行われた日本最速上映で舞台挨拶を行った!

salvation 初来日となるミケルセンの舞台挨拶は、多忙なスケジュールの合間を縫って急遽来日の調整をしたミケルセン氏に、少しでも日本のファンとの時間を持ってもらいたいという趣旨のもと、『悪党に粛清を』メイン館である新宿武蔵野館の協力を得て実現したという。限られたプロモーション時間のため、1回限りの舞台挨拶付き上映会だったが、日本の人々に主演最新作の魅力を伝えようと、自身も好きだと公言している黒澤 明監督の名作タイトルが飛び出すなど、 日本の観客に主演最新作の魅力を伝えるため熱心にトークを繰り広げた。

 映画デビュー18年目にしてついに初来日を果たした“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが、日本最速上映会の会場となった新宿武蔵野館に姿を現すと、つめかけた観客からは悲鳴とも言える歓声が上がった。

 ミケルセンは「ハロー! ようこそ『悪党に粛清を』の上映会へお越しくださいました。今日はありがとうございます。今回は制作会社のZentropa Entertainments、脚本のアナス・トマス・イェンセン、そして監督のクリスチャン・レヴリングの代表として来日させていただきました。皆さんの代わりに“ようこそいらっしゃいました”という言葉を贈りたいと思います」とにこやかに第一声。

salvation 続けて、「本作はデンマーク製のウェスタン映画なのですが、歴史をひもといてみると必然を理解してもらえると思います。アメリカの開拓史は我々デンマークやヨーロッパからの移民の歴史でもあり、アメリカ人からウェスタンを取り返した、そんな風に捉えていただければと思います。この映画は復讐劇ですが、人間が復讐を果たしていく中で、どこまで人間性を保てるのかということをテーマにした映画です。ぜひお楽しみいただきたいと思います」と映画の見どころを紹介した。

 「ロケ地は南アフリカです。デンマーク人が、アメリカのウェスタンを南アフリカで撮った面白い作品になっています。カメラの向こうは西部なのですが、少しアングルを変えるとシマウマがいたりと、撮影には気をつけなければなりませんでした。さらに、スタッフは現地の方も多かったので、スワヒリ語が飛び交っていたり、なかなか面白い体験でした」と撮影当時を振り返る。

 ミケルセンが本作で見せる抑制された演技について、「ウェスタンというのはセリフで物語を運ぶわけではないんです。逆に広大な景色があり、そこにひとりの男がいるという“引き”の演技や表情で魅せるジャンルだと思います」と説明。その一方で、世界的に大ブレイクを果たしたきっかけとなったTVドラマ「ハンニバル」での演技について聞かれると、「確かにハンニバルも抑制した演技ではありますが、レクター博士は実に人生を楽しく送っている人なんです(笑)。『悪党に粛清を』の主人公・ジョンよりは楽しそうな人なのかもしれません」と茶目っ気たっぷりに比較し、観客の笑いを誘っていた。

salvation 初めて訪れた日本への印象について、「まだあまり外に出る機会がないのですが、窓から見える景色が本当に綺麗で、早く街中に繰り出したいと思っています」と語り、プロモーションの合間に歌舞伎を見に行ったことを明かし、「歌舞伎は本当に素晴らしかったです。デンマークにはパントマイム・バレーという形式的な劇があり、それに通じるものがあると感じました。楽しませていただきました」と語った。

 最後に、「とにかく美しい映画です。セルジオ・レオーネの伝統を汲んでいたり、僕自身『七人の侍』がとても好きなんですが、黒澤 明からインスパイアを受けた歴史的なウェスタンだと僕は思っています。そういった巨匠たちの影響を受けた作品です」と締めくくった。

 フォトセッションの合間には、観客と自らコミュニケーションを取ったり、握手やサインにも応じたりと、短い時間の中でもファンとの時間を大切にし、制作スタッフ含め本作『悪党に粛清を』の代表として日本を訪れたという心意気を感じさせる素晴らしい初来日舞台挨拶となった。


(オフィシャル素材提供)



関連記事
オフィシャル・インタビュー

Page Top