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『百日紅（さるすべり）～Miss HOKUSAI～』
予告編完成＆アフレコ・リポート
2015-03-12 更新
杏
配給：東京テアトル
５月９日(土) 全国ロードショー
© 2014-2015杉浦日向子・MS.HS／「百日紅」製作委員会
浮世絵師・お栄や父、葛飾北斎や仲間たちとともに自由闊達に生きる姿が江戸の四季をとおして描かれる＜爽快＞浮世エンターテインメント作品『百日紅 ～Miss HOKUSAI～』。主人公・お栄を杏、北斎を松重 豊、そのほか日本を代表する豪華キャストが結集していることでも話題の本作の予告編が完成した。また、杏が着物姿でアフレコをする様子が公開された。
冒頭、百日紅の花を縁側で眺めているお栄が「長い祭りが始まったね」とつぶやくと、威勢の良いギターが鳴り響き、美しくも妖しい江戸の世界が動き出す！ 妖怪や鬼など杉浦日向子作品のモチーフが次々と映し出され、主人公・お栄そして父・葛飾北斎や仲間たちの、にぎやかな日々が映し出されていく。原 恵一監督が本作の映像化にあたり、「アニメーションならではの強みで、あらゆる角度から江戸を映し出したい」という想いが、まさに炸裂する映像であふれている。
アフレコを終えた杏は、演じたお栄の魅力を「独り立ちをする女性が少ない中で、絵を描く女性として、自分の意志でものを作り出していく姿がすごく素敵だなと思いました」と語り、「アニメーションの声優というのが今まで経験のないことだったのでアプローチ方法も手探りでした。普段お芝居をしていても、衣装に身を包むことによって声のテンションや気持ちが変わってくるのを感じているので、声のお仕事でもお栄と同じ着物に身を包んで演じたほうがもしかしたらいいのかなという想いでアフレコには着物で臨みました」と役づくりについて答えた。
また好きなシーンとして「明け方の朝焼けのシーンが好きです。青と白と朱色の空のグラデーションが、まさに浮世絵の背景に描かれている色だなと思いました。アニメーションの中にどんどん浮世絵の色や絵が入ってきているところが好きです」と語った。そして「私もこれから作品が完成していくのを待っている一番のファンでもあります」と完成を待ちきれない様子だった。
本作は、早くもフランス・イギリスほか６ヵ国での海外配給も決定！ もともと海外にも熱烈なファンが多く原監督の最新作として期待されていたが、今もなお世界を魅了する浮世絵と江戸の美を映し出している、浮世エンターテインメントとして熱い注目を集めている。
（オフィシャル素材提供）
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