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舞台挨拶・イベント

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『アップルシード アルファ』初日舞台挨拶

2015-01-17 更新

ブリアレオス(着ぐるみ)、諏訪部順一(ブリアレオス役)、小松由佳(デュナン)
悠木 碧(アイリス役)、高橋広樹(オルソン役)、荒牧伸志監督

アップルシード アルファappleseedalpha

配給:株式会社アニプレックス
絶賛公開中
Motion picture© 2014 Lucent Pictures Entertainment Inc./Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc., All Rights Reserved.
Comic book© 2014 Shirow Masamune/Crossroad

 1月17日(土)より公開となった話題のフルCGアニメーション『アップルシード アルファ』の初日舞台挨拶が新宿バルト9にて行われ、ヴォイスキャストの小松由佳(デュナン役)、諏訪部順一(ブリアレオス役)、悠木 碧(アイリス役)、高橋広樹(オルソン役)、ブリアレオス(着ぐるみ)、荒牧伸志監督が登壇した。

 ファンで満席となったバルト9のスクリーン6、キャストの登場とともに黄色い歓声があがり、大熱狂の中、キャストの挨拶と共に舞台挨拶が開始。舞台挨拶では、サイボーグのブリアレオスも登場し、ブリアレオスの動きに合わせて諏訪部が「今日は『アップルシード アルファ』にご来場いただき、ありがとう。ちなみに申し上げておくが、俺は少年の心と体をいやしたりはしないぜ、加えて言うならうさぎの妖怪でもないぜ、さらに犯罪傾向のあるやつを逮捕したりもしないからな、そこんとこヨロシク!」と、生アフレコを披露するなど、ファン・サービスたっぷりの舞台挨拶となった。


小松さん、諏訪部さん、役作りのポイントは? 過去作は意識されましたか?

諏訪部順一: 極めてナーバスな質問ですね。(会場爆笑)

小松由佳: 極めてナーバスな質問にぶっちゃけてお答えしますと、以前の作品でデュナン役をオーディションで一度落ちていまして、オーディションのお話をいただいた時に「どうせ受からないだろうな」と思って気楽にやったら受かった、と。前作はもちろん、ちゃんと観ましたが、悔しくて悔しくて(オーディションに)落ちた作品はちょろっとだけ観ました。

荒牧伸志監督: それって僕の作品じゃないですよね???

小松由佳: あっそうです。テレビシリーズです(笑)。

諏訪部順一: 過去作はすべてリアルタイムで観ておりまして、その記憶があるなかで、どういったブリアレオスを自分なりに演じていくかということに一番心を砕きました。本当にハンパないプレッシャーを感じながら臨んだわけですが、敢えて今まで演じられた方が作られた、ブリアレオスの雰囲気に似せようということではなく、あらためて今回の作品の中での性格や、立ち位置を意識してゼロからキャラクター・メイキングをして演じました。諏訪部が演じたブリアレオスも皆さんに気に入っていただけたり、アリだなとおもっていただけたら幸いです。
 ブリはより生き物感というか人間っぽさが強くでる形にで、(サイボーグの)肉体はあるんですが、それにひきずられすぎないようにロボットとか無機質なものにならないように、人間っぽさを表現できればと思って意識してやりましたので、日本版と英語版と聴き比べていただけるとニュアンスの違いも感じていただけると思います。


本作をご覧になったご感想は?

悠木 碧: 初めて映画の吹き替えをやらせていただいたのですが、重さ加減って、絵でこんなに表現できるんだな、とすごくビックリしました。
 最初に監督に世界観、キャラクターの説明をいただいた時に「これは吹き替えという作業ではあるけど、吹き替えということではなく日本版として日本の作品としてもう一度作り直してます。自分の気持ちでアイリスとして演じてほしい」とおっしゃっていただいたのが印象的でした。

小松由佳: 計算されてつくられたものに日本語がのることによって、温度や距離感がぐっと近くなって、血が通ったといった感じです。そこはぜひ感じていただけたらと思います。

高橋広樹: アニメの仕事と聞いていたので、自宅でリハーサルというか自主練の時に「あれ? 実写じゃん? 事務所間違えたな」と思ったくらいでした。CGって、いくら作っても無理なんじゃないかと思っていたのが“空気”を描くことだったのですが、この映画で一番すごいと思ったのが登場人物のいる場所の“空気”をすごく感じることができること。この映画の中に込められた一本通ったメッセージを、ハイクオリティな映像技術を使うことによって、観ている自分の胸にまっすぐ突き刺さってくるなと感じた映画ですので、そういうところも楽しみにしてほしいなと思います。


監督、メインテーマを聞かれたご感想は?

荒牧伸志監督: ポップな曲のイメージの方だったのですが、そういう曲だけじゃなくて、ご本人が「映像を観て“重さ”を感じた」とおっしゃっていたように、重い音で作っていただいたんですね。本編の終わりの後に来る曲として、観る人たちの気持ちを受け止めた曲になっていてすごく気に入って即OKだしました。


最後に一言お願いいたします。

諏訪部順一: 自分の中でも大切に思える作品が一つ出来上がりました。

小松由佳: アップルシードっていうのは何の種なのかというのをしっかりと持ち帰っていただければいいかなと思ってます。とても好きな作品です。

荒牧伸志監督: 「アップルシード」っていうタイトルは、11年前に最初に長編映画として手掛けた作品で、その時もチャレンジの連続で作り上げた作品です。そういった意味では自分の中では大切なタイトルですので、今回も同じような気持ちでもう一回リフレッシュしてチャレンジする気持ちで、もう一回いちからやるという。リブートした作品になります。力も入ってますし、スタッフのみんなも、ここにいるキャストもいないキャストもみんなで頑張って力を合わせた作品になりますので、ぜひ楽しんでください。


(オフィシャル素材提供)



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