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『マエストロ!』完成披露試写会イベント

2014-12-07 更新

松坂桃李、miwa、西田敏行、小林聖太郎監督

マエストロ!maestro

配給:松竹、アスミック・エース
2015年1月31日(土)、全国ロードショー!
©2015『マエストロ!』製作委員会
© さそうあきら/双葉社

 謎の指揮者と負け組楽団員が巻き起こす笑いと涙の本格的音楽エンタテインメント、『マエストロ!』が2015年1月31日より全国公開となる。この度、豪華出演キャストを迎えた完成披露試写会を丸の内ピカデリーにて行なわれ、松坂桃李、miwa、西田敏行、小林聖太郎監督が登壇した。


maestro 天才ヴァイオリニスト・香坂役に挑戦した主演の松坂桃李は、「今日は日本の音楽映画に新しい風を吹かせにやって参りました!」と意気込みを語り、本作が女優デビューのヒロイン・橘あまね役を演じたシンガーソング・ライターのmiwaは「映画というものに初めて出させていただき、この完成披露試写会というものも初めてです」と初めてづくしで緊張しながらも笑顔でコメント。今年のNHK紅白歌合戦への2年連続で出場が決定しており、意気込みを聞かれると「2014年最高の締めくくりにしたいと思いますので、紅白も見ていただけたらうれしい! 年明けには是非『マエストロ!』を観てください!」と語った。謎の指揮者・天道を演じた西田敏行は「血の出るような努力で、(私は)血の出るような指揮ぶりで作り上げた作品です。観終わってお帰りの時には心にぽっと暖かい炎が燃えていると思います」と本作への思いを語った。

 松坂はヴァイオリン演奏について聞かれると、「1年前から練習し、最初は難しさも分からないので、『耳をすませば』の天沢聖司くんみたいでかっこいいなとだけ思っていましたが、練習を重ねるにつれて口数が減っていく、そんな地獄の日々を過ごしていました(笑)」と当時の過酷な練習を振り返った。また西田は松坂について「集中力がすごい。ありきたりな音楽映画じゃないですよ。本当に彼を観てもらいたい」と大絶賛。

 初女優に挑戦したmiwaは印象的なシーンについて聞かれると「食べながらのシーンが一番大変でした。監督にOKと言われても、もう一度同じシーンを違う角度から撮ると言われて驚いていると、(映画ではよくあることなので)皆さんに笑われまして……」と初女優として初々しい思い出を話した。これまで数ある役柄を演じてきた西田は、指揮者役について「一度はやってみたいと思っていました。TV等でみているときに指揮者はどの演奏でもすごい!“汗をかきながら陶酔する姿に、指揮者は何を見て何を感じているのだろう?”と俳優として知りたかった。今回演じてみて、陶酔した世界を垣間見れた気がします」と本作への特別な思いを語った。

maestro そして会場には、本イベントのために11億円相当という世界最高級のヴァイオリンの王様「ストラディヴァリウス」が登場! 伝説のヴァイオリンを手にした松坂は、緊張しながらも実際にロングトーン(同じ音を一定間弾く)を生披露し、「強く押さえずとも、自然にヴァイオリンに吸い寄せられるような感覚になりました」と名器演奏の感想を語った。その後、一般的なヴァイオリンと、ストラディヴァリウスの聴き比べにも挑戦してもらうと、西田は「こんなにクオリティの高い試写会は初めてですよ!」と思わず驚きの声。ストラディヴァリウスの音色が響き渡り、違いについて聞かれると、松坂は「違いがすぐに分かりました! 音の繊細さがガラスのようで透明感がありびっくりしました」と語り、音楽家でもあるmiwaも「音に深みがありましたよね」とその違いに驚きの面持ちだった。

 最後に松坂は「全員が血の滲むような日々を送って作った愛のある作品です。これからこの劇場がコンサート会場に変わる瞬間をぜひ体験してもらえたらと思います」と笑顔で締め括った。


(オフィシャル素材提供)



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