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作品紹介

トップページ > 作品紹介 百円の恋

2014-10-28 更新


百円の恋100yen-koi
© 2014東映ビデオ

イントロダクション

 故・松田優作の出身地である山口県周南映画祭で、松田の志を受け継ぐクリエイターを発掘すべく、2012年に新設された脚本賞、第一回「松田優作賞」グランプリ作品『百円の恋』(作:足立 紳)。

 国内外からの応募総数151の脚本より、松田美由紀(女優、写真家)、黒澤 満(映画プロデューサー)、丸山昇一(脚本家)らの厳正なる選考により、女と男の挫折と再生という普遍的なテーマに挑みながらも、人間の弱さと強さを真っ向から描ききった骨太な本作を、『イン・ザ・ヒーロー』の武 正晴監督が待望の映画化。松田優作の故郷・山口県でも一部撮影を行いつつ、志を受け継ぐ役者たちが繰り広げる、魂と肉体を張った名作が誕生した

100yen-koi 不器用にしか生きられない主人公・一子役には、700通以上の応募があったオーディションを勝ち抜いた、日本を代表する若手実力派・安藤サクラ。どん底の姿からハードなボクシング・シーンまで、一子というキャラクターと心中せんばかりの迫真の熱演は、観る者を圧巻し心を熱くさせる。

 恋の相手ともなる中年プロボクサー・狩野祐二役には、話題作出演の続く、新井浩文。脇を固めるのは根岸季衣、重松 収、伊藤洋三郎など、松田優作にゆかりのあるベテラン個性派俳優陣が結集し、骨太な人間ドラマをしっかりと支え、作品世界に深みを与えている。

 人気絶頂のロックバンド・クリープハイプ・尾崎世界観が本作のシナリオを読み込み書き下ろした主題歌「百八円の恋」(ユニバーサルシグマ)。一子の心情をむき出し激しく共鳴し、映画の分身ともいえる名曲が熱く鳴り響くエンドロールまで目が離せない。11月5日(水)にはシングル発売も決定、早くも話題となっている。

ストーリー

 32歳の一子(安藤サクラ)は実家にひきこもり、自堕落な日々を送っていた。ある日、離婚して子連れで実家に帰ってきた妹の二三子と喧嘩になってしまい、ヤケクソで家を出て一人暮らしを始める。

 夜な夜な買い食いしていた百円ショップで深夜労働にありつくが、そこは底辺の人間たちの巣窟だった。

 そんな冴えない日々の中、一子は帰り道に通るボクシングジムで寡黙に練習するボクサー狩野(新井浩文)と出会い、遅咲きの恋が始まる。

 しかし、ささやかな幸せの日々は長くは続かなかった。どうしてもうまくいかない日々の中で、衝動的に自らボクシングを始める一子。人生のリターンマッチのゴングが鳴り響こうとしていた――。


(2014年、日本、上映時間:113分、R15+)

キャスト&スタッフ

監督:武 正晴
脚本:足立 紳(「第一回松田優作賞」グランプリ受賞作)
主題歌:クリープハイプ「百八円の恋」(ユニバーサルシグマ)
製作:東映ビデオ
出演:安藤サクラ、新井浩文、稲川実代子、早織、宇野祥平、坂田 聡、沖田裕樹、吉村界人、松浦慎一郎、伊藤洋三郎、重松 収、根岸季衣ほか

配給
SPOTTED PRODUCTIONS
11.15(土)~MOVIX周南ほかにて山口県内先行ロードショー! 12.20(土)~テアトル新宿ほか全国順次ロードショー!

オフィシャルサイト
100yen-koi.jp

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